感性の麻雀。数の偏り

サイコロを6回振って、均等に1から6が出るわけではない。


必ず、偏りが出る。


麻雀は色と形と数のゲーム。


偏りがでない、と考えるほうが不自然だ、と思う。


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東1局、上家は7p。下家は47p待ち。


4477p678s  ポン999pポン555p


歪な形式テンパイを取った後、47の数が死んだ。


そのあと、ペン3ワンでドラ3を和了して、完全に369が強い数になった。


これは、「そう感じている」だけで、やり過ぎてはいけない。


選択肢として、369が和了しやすいことに、何の根拠も存在しないのだから。


ただその偏りを感じている以上、可能な限り寄せてゆく。


下家のリーチを受けて


555678m2344678s


このテンパイ。リーチを打たずに、49m569s引きを待つ。


369に数を寄せることで、打点が伴っていることが大切だ。


闇雲に、偏りを信じて牌を組むこともまた、怠慢だ、と思う。



555678m2346789s


9sを引いて、リーチ。ハイテイ牌で和了。


暗槓をすると、新ドラが9sカンコ乗り。36p待ちで6p和了。


メンホン369p待ち。カン3p一盃口など、とにかく369の和了しかでない。


345m125p34599s北北北


ペン3のテンパイを価値のある36pのテンパイにしたくて、2pから外す。


だが、先に6pがはいり、47p待ちに。


369p待ちの上家のメンホンに、ツモり負ける。


暗槓をすると、新ドラが9sカンコ乗り。36p待ちで6p和了。
カン3p一盃口など、とにかく369の和了しかでない。
南3局、47mのテンパイでリーチを打ち、3mで親に一発で振り込む。
そして迎えたオーラス。
このオーラス、369待ちになれば、勝算はある、と感じていた。
感じていたのか、思い込んでいたのか、は実は自分でもよくわからない。
けれど、牌がそのように動かないのであれば、それに従う所存だ。
和了すれば、トップ。
2着目からリーチ。
自分はすでに、11345m22345s789pのテンパイ。
36待ちに変化をする牌を引いたならリーチを打つつもりだった。
2m。14s。
1sを引いて、2s切りノータイムリーチ。
11345m12345s789p
2着目のリーチは69m待ちだった。
流れは、変化。
局面のあやは気づき。
固執し過ぎずに、柔らかく場に溶け込み感覚が大事だ、と思う。

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