理不尽だなんて思わない。 [麻雀黙示録]

 13面待ちが、地獄単騎に負けることだってある。

どちらの牌が先に寝ているか?だけの話・

要は、どちらが間に合っているのか?

という、それだけのことなのだ。

とにかく、間に合っていない。

その理由は、自分の麻雀が傲慢な遊びの麻雀になってしまっていた、から。

では、どうすればいいのか?

自分の臨むように勝ちたい、とおもわないこと、だ。

和了の形のよさ、とか、気持ちのいい展開を求めずに

ただ、「精一杯打つ」こと。

私の精一杯は、局面を考えることだ。

手組も上手ではないし、相手の待ち牌も読めない。

そんな自分の唯一の武器は、相手が何を考えているのか?

相手が何を考えている可能性が高いのか?を 推察することだ。

過去の自分の全ての対局、それらの総括が

いつも、現在目の前にある、この対局なのだ。

過去の対局者に恥じることのない内容にしなければならない。

ジャンゴロさんが、カフィに来店されてた直後、

別の青年が店のカウベルを鳴らした。

聞けば青年は、魚を釣りながら日本中の雀荘を旅打ちしている、という。

そののち、シミケンが来店をして、

ジャンゴロさん、青年、シミケン、での対局となった。

私は、ジャンゴロさんと青年について、

「どういう麻雀を打たれるのか?」の情報を持たない。

なので、とにかく、彼らが

「どのような性格の麻雀を打つのか?」

それらの情報をあたりまえに収集することにする。

もちろん、それが正しいのかどうかなんてわからないのだけれど

自分にできる精一杯はそれしかない。

シミケンさんの麻雀については、その対戦回数の多さから、

ほぼ、その性格は把握できているつもりだけれど、

それについても、もう一度精査をする。

「人読み」。

これを駆使する以外に、私に光はない。

このメンツでの最初の半荘は、北家スタート。

最終決戦であるわたしの親番まで、12分に時間がある。

この半荘のオーラスから次半荘につなげてゆければいいし、

それがかなわなくても、また未来の麻雀につながればよい。

我慢をして、振り込まずに、同卓者の性格を読む。

おあつらえ向きに、リャンシャンテンにしかならない、

そんな東場はノー和了。

一度組めたテンパイは、上家に頭はね。

点棒よりも、和了できる感覚が欲しかったけれど、それもかなわない。

テンパイ料でつなぎ、20000点強でオーラスを迎えることができた。

ここまでで、得た情報は、

●ジャンゴロさんは、

①親番では和了に向かう。

②形がよければ鳴かない。(1鳴きテンパイは少ない。)

③最終ターツ選択時(リャンシャンテン)に、逡巡する。

④イーシャンテン時に、自分の牌を探す。(ことがある)

⑤愚形リーチは少ない。リーチの効果をよく知っている。

⑥相手の待ちを、色、で読んでいる。

⑦振り込みを恐れない。

⑦和了トップなどの条件下では、みずから決着をつけるタイプ。

→自分の勝ちスタイルを持っているので、迷いがない。

かえせば、有事にテンプレとなっている可能性もある。

●青年さんは、

①自分の手牌に和了可能部分を見つけると、仕掛ける。

②スジを比較的安全、と判断している。

③先制リーチに対して、リャンシャンテン以下なら押さない。

④1鳴き、テンパイが多い。

⑤面前でのファーストテンパイはリーチ。

⑥振り込まない力を持っている。

⑦自分にテンパイが入ると他家にもテンパイがはいっている、

と感じているのか、牌の切り方が変わる。

→和了の回数は多いが、打点が低い。局回しに最適。

シミケン氏

①リーチ判断に、おおいなる理由が必要。

②イッツーの9枚役が多い。

③ファーストテンパイでリーチを打たない。(打つことが少ない)

④シャンテンスウにより無意識に打牌の切り方がかわることがある。

⑤仕掛けがはいると、牌をほぼ押さえる。

⑥ホンイツに対して役牌。チャンタにたいして19牌。

 タンヤオについてはドラ、を抑える。

 トイトイに対してのケアは薄いので、トイトイを

 手の内に重ね複合して仕込めば、牌をこぼしてくれる可能性あり。

⑦配牌からドラを持っているときに、ドラ表示牌を2度見する、ことがある。

 →身勝手な麻雀にならないことを、念頭に置いて打たれている。

もちろん、こんなの全て私の勝手な思い込みだ。

全然違うかも知れないのだけれど、これにかける。

この推察とちがう動きをされれば終わりだ。

けれど、人間、習慣や癖はそうそう変わらない。

そのことを私は経験として知りえている。

オーラス。

一度も和了が届いていない自分に、はたしてテンパイなど入るのか?

点棒状況、

ジャンゴロ 40000点

シミケン  14000点

わたくし  21000点

青年    26000点

おそらく、仕掛けることはできない。

この状況で上家シミケンから、牌がこぼれてくることはない。

青年の手牌に和了がみえれば、捌かれるし、

ジャンゴロさんに良型がくまれたなら、アウト。

青年→ジャンゴロ、 1000点。

ジャンゴロ→青年  1000点

の振込みで終局する可能性がある。

シミケンは、よほどの形が自分に流れ込まない限り

どこにもふりこまないようにするだろう。

一二④➇⑨1455東東中中発

配牌にドラはない。ドラは①.

最終的に⑦くらいは鳴かせてほしいので打④.

ホンイツは、遠い。

2900点を刻んで、南4局1本場で、4000オール。

この展開しかない。

自分がトップになりたいことを、理由に

長引かせることは、シミケンに対してよくない。

4人で打つ麻雀としての彼の我慢を、あまり強いるものではない。

6巡目、おそらく、僅差で私にテンパイが入る。

ジャンゴロさんの牌のかたちが遠ければ、届く。

ツモに恵まれた。

東をツモッた巡目に、他家が東をきりだしたり、

「まにあっている感が大きい」と感じる。

一二三34455東東東中中

3ソウを引いてのこのテンパイだ。

これを和了できなくても、テンパイ料で

(一人テンパイであれば)オーラス4000オールで届く。

「3ソウ引いて、くれ!」

「6ソウでもよい!」

和了を願いながら、合わせて、自分の河に

他家に多大な情報を与えうる牌がこぼれないことを祈る。

最大の攻撃であるオーラスの親リーチ。

奇跡のテンパイのようなものだ。

これまで、一度も和了できなかった私へのチャンス。

東を切った他家が、中をツモ切る。

嫌な予感がする。

東を仕掛ければ、中が入っていた。

けれど、先に手の内で東がアンコウとなってしまったから・・

余計な思考が交差する。

ここまできて、間に合う、間に合っていない、を論じても意味がない。

先制リーチを打てている、という事実。

これを信じよう。

まったく、和了かなわず、テンパイ料をもらい、(1人テンパイ)

オーラス4000オールで届く1本場となる。

シミケンが、たるそうだ。

次局で決めないと・・

ただ、一筋縄ではいかないだろう。

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内容ゼロ点にもほどがある。 [麻雀黙示録]

書店めぐりのために、立ち寄った街。

おいしいカフィを嗜みたくなり、その店へ。

せっかくなので、ちょっと打ちましょうか?の東1局。西家。

16巡目の深さで、他家もテンパっていそうなその巡目に

二三四五六七456⑥⑦⑦発発  ドラ北

ここから、発に手をかける。

二三四五六七456⑥⑦⑦⑧発

➇を引き、打発

二三四五六七456⑥⑦⑦⑧

④を引いて

二三四五六七456④⑥⑦⑦⑧

ここから切りだした⑧が、他家の1300点にささった。

二三四五六七456⑥⑦⑦発発

⑦を切ってリーチ、であれば和了である牌で、ささる。

振り込んだ直後は、あまり気にしていなかった。

高め三色軸に大きく組んだだけのこと、と

半分以上は居直りの気持ちも大きかった、というのが

本当のところかもしれない。

それから、落ちた。

墜落した、その落下感はリアルなものだった。

役牌は、場に2枚切れた直後に重なり、

正しい手順は裏目となり、イーシャンテンにすら構えることができない。

仕掛けは、無理な仕掛けとなり他家に手を送り込む結果となる。

もちろん、麻雀にはそういう局面はつきもの。

けれど、こういうどうにもならない状況は、それでも

最近はそれほど経験しない苦しいものだった。

例えば、親を落とさなければならない局面で

親のリーチの河に六ワンと、四ワンがならぶ。

二三五七③④⑤⑥⑦⑧88北

私の手は、親を捌くための13枚になっていた。

親の河に四ワンが2枚、一ワンが1枚。

対面が四ワンを2枚、上家が、一ワンを3枚。

親のリーチのあとに河に並ぶ。

和了すべき形が、8枚すべて河に並び

なおかつ、他の色もまったく伸びない。

東場西家先制リーチがかかり、同巡に

二三五六七⑤⑥⑦⑧⑧677に8ソウを引き

二三五六七⑤⑥⑦⑧⑧6778

どうして、7ソウを先に切っておかなかったのだ、

と、危険な(自分には危険だ、と思えた

まあ、なにもかも危険に思えていた、というのが本音)7ソウを抱え

先制リーチには安全そうなマンズの下を外して

五六七⑤⑥⑦⑧⑧56778

リーチの現物張りの69ソウ。

これが打たれず、今度は親リーチを打たれ、四ワンを掴まされる。

リーチが先制の西家の一軒だったときに7ソウを切っておけば

二三五六七⑤⑥⑦⑧⑧678

高めツモ和了となっていた四ワン。

そして、この四七ワンは今度は親リーチに打てない。

四五六七⑤⑥⑦⑧⑧56778

➇を外す。

すると、今度は、6ソウをツモる。

四五六七⑤⑥⑦⑧566778

ここから、⑧を切る。

そして、次巡、三ワンツモ。

三四五六七⑤⑥⑦566778

マンズの下は、西家には安全でも親には打てない。

この親番の打ち手は、先制リーチの現物だからといって

ダマにしたりはしないタイプだ。

⑤を外す。三四五六七⑥⑦566778

次巡二ワンツモ 打⑥

二三四五六七⑦566778

ここにさらに④を引いて、もう押せなくなった。

タンピン三色はどこへ?

西家は、カン7ソウ。

親の追いかけリーチは、西家の安全牌を追いかけた結果の

カン4ソウ。

そんな半荘南2局、20000点。北家。

もう親番は来ない。

そんな大事な局面。

七八九①①⑦⑧⑨13789

ドラ3ソウ。

2ソウは、手出しで一枚。

ここに4ソウをツモる。

ピンフ三色ドラ1.これでも本当に充分なんだ。

2ソウは、手出しさんの手の中に1枚、河に1枚、ドラ表示牌に1枚。

ドラが3ソウなんだ。2ソウは厳しい。

この厳しいテンパイの意味を考えたくなかった。

ここまで「間に合っていない自分」へのもしかしたなら

ご褒美なのかも、?と思い込みたかったのだ。

せめて、ダマだ。1ソウを引いて、

七八九①①⑦⑧⑨11789

このテンパイへの変化もある。

これなら、2ソウがないことを逆手にとって、

1ソウを狙い打てるテンパイとなる。

けれど、もう我慢ができなかった。

わずか、6局で、辛抱ができなくなった。

4ソウ切りリーチ。

次順、1ソウを引く。

そして、その巡目に下家親番が1ソウをツモ切る。

あ、七八九①①⑦⑧⑨11789

この変化になって、和了出来ていたのか?

親番はその1ソウを横に曲げた。

そのリーチに一発で5ソウを振り込む私。

リーチ一発、の3900点にささる。

この5ソウは、

七八九①①⑦⑧⑨34789

このテンパイに取っていたなら、の和了牌。

結局、最初の半荘は、17000点持ちの3着。

テンパイ料の合計が4500点入って、2回振込み。

完全ノー和了だった。

なんだ、これは?

いつから、こんなにぶれだしたのだ?

いや、ここまでなのか?

自分がぶれていることは、自分ではなかなか気づけない。

けれど、

自分の麻雀を客観的に見て、

「この人とは打ちたくない」と自分で思うくらい

「魂のない麻雀」だ。

最初の振り込みのあと、口を付けることを忘れていたコーヒー、

これを、飲みながら、

そういえば、いつから、飲み物を飲みながら打つようになったのだろう?

と、ふと、思った。

麻雀、ぶれだすととまらない。

言葉もなかった。

最初の局、発を外すのであれば、とっくにはずしている。

あの巡目まで発を引っ張ったのであれば、和了に貢献してもらうべき。

最初のテンパイ西家先制リーチに対しては

二三五六七⑤⑥⑦⑧⑧677などと7ソウを残す意味が分からない。

他家のシャンテンスウを真剣にはかっていない、

自業自得の「間に合ってなさ!」だ。

ジュンチャン三色にいたっては・・・・

振りたくない、高い手を和了したい。

そんな麻雀を一番嫌がっていたはずが、なんだ、これ?

うなだれている私をよそに、

カフィのカウベルが鳴る。

ジャンゴロさんの登場だ。

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最後の一枚 [麻雀黙示録]

 不思議なことだ、と思う。

生活が安定して、明日も明後日もおそらく安全である、という今日より、

きつくて、明日が見えなくて、いっぱいいっぱいだったあの頃のほうが

「実は、とても楽しい思い出だったように感じる」のだ。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

3着2着3着の成績。かなりくらっていた4回目の半荘。

点棒、横並びのオーラス。トップまで2100点だから、2600点の和了でよい。

ドラの五ワンを親がアンカン。

ドラ表示牌に⑦ピンの姿が・・・

新ドラは⑧ピンです!

そのアンカンの4枚の中には当然赤五ワンもあるわけだから、

ドラ五の18000点。冗談じゃない、フルと死ぬわ。

上家が、役牌を2つ仕掛けたホンイツ。

こちらも高そうだ。

ペン3ソウを引いて、以下の形の私。

二二二①②③④⑧⑨12399

ペン⑦のテンパイのみ。

しかも、⑦は場に2枚。今しがためくれたドラ表示牌とで、合計3枚おめみえ。

あと、1枚しかない。1枚しかないのだけれど

ピンズの上は誰も使っていないようなそんな全員の捨て牌。

でも、リンシャン牌の奥深くに眠っていたならそれまでだ。

和了牌は1枚あればよい。

本当は⑧⑨を落として、ピンズの①②③④をのばしたりしたかった。

でも、絶対に間に合わない。

要は、この④枚目の⑦が他家のどのテンパイの待ちよりも、

牌山の浅いところに眠ってくれていればいいだけだ。

④を切ってダイレクト引っ掛けリーチ。

「まさか、4枚目のペン⑦待ちでリーチは打たないだろう・・・」

と他家に、思ってもらえないだろうか?

リーチの一発目に、二ワンを掴んだ。

二二二①②③⑧⑨12399 ツモ二

必要ないカン。けれど、リンシャン牌をツモることができる。

これが大きい。⑦がいてくれればいいだけなんだ。

この加カンで、ますます他家は

「まさか、4枚目のペン⑦待ちでリーチは打たないだろう・・・」

と思わず思ってしまうハズである。

ここでツモ和了できれば、奇跡も信じようものだが、そうはいかなかった。

ピンズの④⑤⑥⑧とか、ガンガン牌山から引いてくる。

お願い、お願い、⑦ピンオネシャス。

9巡の間、他家に振り込むことなくハイテイへ。

結局、そのハイテイで⑦をツモッた。

⑦で「リーチをかけてはみたもの」の辛くて、めっさ後悔をして

でも、⑦をツモッた瞬間、そんな後悔は皆無。

そして、こんなツライ対局ですら、うきうきしながら思い出して記事にしている。

何もかもすごいたのしかった記憶に置き換わっている、ということは不思議。

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押し返す力 [麻雀黙示録]

 このひと、なにを考えているのだろう?

その所作にはどのような意味が隠されているのだろう?

人の言葉や行動には必ず意味がある。

それを、汲み取る力。

これは、そのまま麻雀の力にも繋がってゆく。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

しっかりとした理由があるのであれば、役満を振り込んだって構わない。

この東を、私は切る。

ノータイムとはいかなかったけれど、切りとばす。

おそらく、下家もトイメンもテンパイだから、普通ならオリの一手だろう。

けれど、その選択は本当に最後の手段。

麻雀はとおりそうな牌を押すもの。

今回、私にとってこの東は、とおりそうな牌なのだ。

安全牌だとは言えないけれど、このドラの東は、限りなく安全に近い牌だからだ。

まず、「相手が何を考えているか?」を考える。

麻雀の思考のスタートは常にここからだ。

下家西家のせんぱい(南と発を仕掛けている)は、

トイメンの仕掛けの後、食い仕掛けに入った。

これは、ドラの東を抱えている可能性が高い。

ドラの東を持っているからこそ、他家の「ドラを持っていそうな仕掛け」

に対して向かってゆけるのではないか?

すなわち、勝算があるからこその仕掛けである可能性が高い。

同じ色のホンイツであれば、圧倒的に上家が有利だし。

しかも、1枚ではない可能性が高い。

東を2枚持っていて、東を待ち牌としない形で和了できる可能性があるから仕掛けている。

もし、ドラの東が一枚しかないのであれば、「南」と「発」と「雀頭となる?の牌」おそらく

トイツが3つ手の内にある状態から仕掛ける必要はないだろう。チートイがあるんだから。

いずれにしても、十分な材料を抱えた待ちである可能性が高い。そして

 「ほんの少し逡巡をして手出しの四ワンを切った」。

なぜ、逡巡するか?理由は、「迷いの生じる何か?」があったからだ。

十分に和了できそうな形ではないからだ。

そして、得点的にふり幅のある打牌選択となっているのではないだろうか?

役牌、ホンイツドラドラのテンパイにも組めるし、テンパイ取らずの変化で

高目の東で、役牌東ホンイツドラドラドラにも組める、とか、そういうことではないだろうか?

役牌ホンイツドラドラが、役役ホンイツドラドラドラ、もしくは、役役ホンイツトイトイドラドラドラ

に変化する可能性がある牌姿から、高得点とはならないテンパイを取っているのではないだろうか?

東を2枚持っているのであれば、その東を和了牌にすれば、12000点になる。

けれど、それを逡巡する理由。それはきっと

せんぱいの下家(私のトイメンすなわちミウリトくん)のホンイツ仕掛けの手牌の中で

ドラの東が、どのようになっているか、分からないからだ。

ミウリトくんが東を持っていれば、東を待ちにしても和了できない。

配牌時に持っていなくても、後からツモッてきて重ねている可能性もあるのだから。

和了することを目的としているのだから、きっと和了しやすいテンパイを選択しているはずだ。

けれど、それが、実は満足のいく待ちではない。

危ないのは、七ワンとか、そういうスジの牌だ。

東より和了できそうだけれど、満足のゆく両面待ちでもない、そういう待ち。

二二五六七七①①③⑤⑥⑦56

だから、この七ワンは切れない。もしかしたなら通るかも知れないけれど切る必要はない。

ここで、この七ワンを掴んだ理由を考える。

なんか、「ふりこむために掴まされた七ワン」のような気がする。

東と七ワンのシャボなら逡巡は無いはずだ。

だから、東は、下家には通る可能性が高い。そうでなければ、逡巡の説明がつかない。

④引きのタンピン移行も考えて、打①.

次巡ツモ六ワン

二二五六六七七①③⑤⑥⑦56 打①

そして、私が東を掴んだ巡目に

この巡目にトイメンのミウリトさんが、(北と白をポンしている)

4枚目の白を掴んで逡巡。加カンをしないで、白を河に置く。

これで、ミウリトさんは、東を持っていない可能性が高い、ということがわかる。

加カンを逡巡する理由。すなわち、役役ホンイツのテンパイなのだ。

おそらく愚形の。

局のはじめに勢いよく仕掛けた理由は、ドラが局に絡む前に、

和了してしまいたかったからではないか?

ドラの所在が知れる前に、他家にドラを持っている、と思わせて

不自由を与えたかったのではないか?

あまりにも、仕掛けが大仰に感じられた。すなわち、違和感があった。

そこに、特別な理由が存在している可能性を感じる。

ドラを使っているテンパイなら12000点。トイトイ含みの仕掛けから

加カンを敢行することは、明らかにデメリットが多い。

また、同時に、愚形テンパイである可能性も高くなる。

和了しやすい良形テンパイなら、加カンをしてリンシャン狙いも選択肢にはあるだろうから。

7ソウを引く。二二五六六七七⑤⑥⑦567東東を切ればテンパイ。

五八ワンはフリテンだけれど、マンズは安い。

東ラス。親番はもう一回ある。

トイメン、北白ポン 加カンを逡巡

下家、 南発ポン 四ワン切りを逡巡

どちらも、「不完全な何か」である可能性が高い。

ドラの東が和了される可能性もある。

ここまでの条件による状況は、そっくりそのまま、「ドラの東単騎テンパイ」

の場合でも起こりうるからだ。

自信がないけれど、そうせざるをえない、そういうテンパイ。

逡巡せざるをえない、加カンをしてまで、押せない「ちょっとどうかな?なテンパイ」

下家も、トイメンも点棒はない。

私は次局は親番だ。ここまでわかりやすい状況なのだから、

ここは、とおりそうな東くらい(その理由があるのだから)

押し返せなければ話にならない。とおりそうなんだ。

それだけの材料があるのに、ドラという、ただそれだけの理由で

この手牌を封殺してしまうことは、試合放棄と同じだ。

結果、私の切った東は通った。

ミウリトさんが、逡巡せず白を河に置いていたならば、

私は東をきることができず、東を抱えて沈むより他は無かった。

五、八ワンは、そのあと3枚場に飛んだけれど

私のツモ山には寝ていなかったようだ。

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字牌のドラの捌き方 [麻雀黙示録]

 しっかりとした理由があるのであれば、

役満を振り込んだって構わない。

その振り込みが惨めであればあるほど、成長できる。

最初から、なんでもうまくできるなんてことないし、

最初から、なんでもうまくできるちゃうとつまんない。

東家 F屋        43000点くらい

南家 わたくしめ     24000点くらい

西家 せんぱい      19000点くらい

北家 ミウリト      14000点くらい

東4局

トップ目の東家 F屋氏の親番。

ドラは 東。

トイメン北家のミウリトさんが、ノリノリで北と白を仕掛ける。

役役。さらにマンズのホンイツちっくな捨て牌。

下家のせんぱいも、それを追いかけるように発を仕掛ける。

役牌。こちらもマンズのホンイツチックな仕掛け。

この仕掛けに対してトップ目のF屋氏は、(あくまで私の主観だけど)

ちょっと間に合わないから、チートイの目は残しながらも、

やはり閉店がらがら~な感じ。

私の配姿は、

二二五六七①①③⑤⑥⑦56

①ポン二ワンポンもアリ。

7ソウはめっちゃ美味しい。

とにかくドラの東を持ってこないでチョーだい。

そう願うイーシャンテン。

ここで、上家がツモ切りした五ワンを持ってきたのでツモ切る。

「あれ、親番のF屋さん、もしかして少し押してる?」

これは、ますます、捌きたい。でも、ドラの東は引かないでほしい。

二二五五六七①①③⑤⑥⑦56  打五

二ワンを釣り出せればいいなあ、と思っていた。

とにかく、ドラの東を掴むまでは、押す。

二二五六七①①③⑤⑥⑦56

②を引いてもリーチ。7ソウを引いてもリーチ。

ここで、下家西家(南と発を仕掛けている)

「ほんの少し逡巡をして手出しの四ワンを切った」。

その巡目に七ワンツモ

二二五六七七①①③⑤⑥⑦56

この七ワンは切れない。けれど、もしかしたなら通るかも知れない。

ここで、この七ワンを掴んだ理由を考える。

なんか、「ふりこむために掴まされた七ワン」のような気がする。

④引きのタンピン移行も考えて、打①.

次巡ツモ六ワン

二二五六六七七①③⑤⑥⑦56 打①

親番のF屋さんは、手の内から、安全牌のターツを手出し。

やはり、親番だけど、守備に回った様子。

そして次巡。

もーれつに危険な、場に一枚も見えていない東(ドラ)を掴んだ。

この巡目にトイメンのミウリトさんが、(北と白をポンしている)

4枚目の白を掴んで逡巡。加カンをしないで、白を河に置く。

そして、ここに、7ソウを引く。

二二五六六七七⑤⑥⑦567東

東を切ればテンパイ。

五八ワンはフリテンだけれど、マンズは安い。

あと3枚はいそうだ。(勝手な推測)

マンズのホンイツの仕掛けが下家とトイメンから入っているにも関わらず、マンズは安いのだ。

東ラス。親番はもう一回ある。

フリテンリーチを打つ、打たない、その判断の前に

トイメン、北白ポン

下家、 南発ポン 

 どちらも、ホンイツちっくな仕掛け。

このドラの東は、安全なのだろうか?

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ピンフ軸のチャンタ [麻雀黙示録]

つかさ会、今週は日曜日

次巡、ツモ3ソウ。

二九②⑦⑧23899西発中中 

⑦、3ソウとツモって、これはもうピンフだろう。打発。

次巡ツモ、① 二九①②⑦⑧23799西中中

三色の決断をしなければならない。

二を残して下の三色か?九を残して上の三色か?

下家が、1,2巡目に⑦を続けて外しているし、

マンズが高い4人の捨て牌の情景なので、上の三色に決断。打二ワン。

次ツモ七ワン。

七九①②⑦⑧23899西中中

ここから、打西。

七九①②⑦⑧23899中中

ここに親家が打中。スルー。ツモ1ソウ。

七九①②⑦⑧123899中中

三色を追う形で、打9ソウ。

そのあと切り出された上家の⑨をスルー。

そして、数巡後、ツモ①

七九①①②⑦⑧12389中中

ここから、何を切るのか?この手はピンフだ。

ピンフの雀頭は字牌ではだめ。だから、ここは中を切る。

手牌の軸をピンフ+ジュンチャンまであげてしまえば、

いよいよになれば、親リーチを受けた後の

食い仕掛けての3900点直撃という、うすい可能性も選択肢が残る。

親番は、リーチで仕留めにくる。

これは、そういう麻雀なんだから、そこも選択肢にいれてよい。

ツモ八ワン。

七八九①①②⑦⑧12389中 打②

2巡後、ツモ7ソウ

七八九①①⑦⑧123789 打中

これは、ダマであれば、⑨は取れる。

よい対局にしようとして、頑張っている対局者の

迂闊とおもわれる牌で、この半荘の決着がついてしまうことが、どうなのか?

その余韻の価値を考える。

麻雀は4人で打っている。

納得のできる終焉は、わたしの日頃、唱えていることと

符号していること、このことが一番大事。

「麻雀はツモ和了」

いつも、それを目指している。そのためのピンフの手組。

ならば、トップ欲しさに、ここでダマを選択してはおかしい。

リーチを打つと出ない⑨.

ダマなら、12000点でのトップの可能性は高い。

でもだからこそ、私は、ノータイムでリーチを打つ。

すべてを、自力決着にゆだねよう。

⑥ツモももちろん和了する。

思い上がりではない。みなが納得できる終局。

それが一番大切だっていつも言っているじゃない。

⑨はおそらくツモ和了できない。その覚悟もある。

⑨は対面の手の中に深く沈み、テンパイ料をいただいての2着終了となる。

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目的は、それじゃない。 [麻雀黙示録]

 私は、賭け麻雀も、賭けない麻雀も同じ、と考えることのできるステージにいない。

麻雀は、すべて麻雀なんだから、同じだよ。といえるステージに達していない。

求めるものは、ひとそれぞれで、麻雀の目的はその都度変わる。

例えば、着順取りの、麻雀でトップ取りにこだわることはいかがなものかな?と思うし。

賭け麻雀で、ダントツトップで下に落ちる心配もないのに赤が2枚あるのに

和了に向かわないことはいかがなものかな?と思う。

賭けようが、賭けまいが、本当は同じ麻雀を打てなければいけないことはわかっている。

そういう意味では、自分は3流以下だ。

けれど、そういう弱さも綯い交ぜにして、麻雀の本当を知りたい、と模索はしている。

けれど、お金で責任が取れるか、取れないか?はとてもおおきな要素で、

ノーレートでは、打牌でしか責任が取れない。

かえせば、打牌で責任を取るつもりがないのであれば、

それは、本当に私にとって意味のない退屈な牌合わせに成り下がる。

しらけるのだ。

そこでの麻雀は、トップをとるためにどのように、打牌を紡ぐか、

ということのみを、競い合っていて、どういう余韻を対局者に残せるか?

それに価値が集約される。

けれど、牌と人との一期一会において、

誰もが「ああ、楽しかったね。また打ちたいね。」

と思えることが一番大切だと思って、そう思っての対局である。

南3局を2000点は2300点で落としたことで

オーラスはトップ目と3900直撃。8000点ツモ。

オーラス和了ヤメあり、のルール。

オーラス東家、トップ目。

ドラ西。

余韻を残す対局として、トップ目は和了っての終了を目指すだろう。

また、西家も北家も、対局者が納得のできる手組を精一杯組んでくるだろう。

このオーラス。

映画でいうならば、最高のクライマックスにふさわしいものにしなければならない。

配牌、南家 ドラ西

二二九②⑧6799西発中中 瞬間、チートイドラドラが頭をよぎる。

チャンタ、トイトイ軸。 さらに七対子で、手牌を構成してゆく。

8000点を組めばよい。。

運がいいとか悪いとか、そういうことで世の中がまわっている、ということは

私もよくわかっているし、みなわかっている。

努力はむくわれないし、夢には届かない。

正直者は馬鹿をみるし、ずるくないと損をする。

まったく、世の中は不平等で残酷だ。

でも、だからこそ、あるがままの心で生きたいと願うし

積み重ねたいと願うし、生きている証を刻み付けたいと願うのだ。

麻雀は、私にとって、その具現化させたいと願うひとつの形なのかもしれない。

確かに、自分だってこの配牌が自分の力で、充分形に育ったなんて思ってはいない。

牌の力。そして、オーラスのトップ取りにかけてよい対局にしよう、と

考えてくださっている、同卓者の想いがあってはじめて成立する足跡なのだ。

自分のうまくいった展開をブログでドヤ顔したいわけでもない。

ただ、感性の弱い私のような人間でも、

死ぬほど考えて考えて考え抜けば、それなりの手組にできるのだ、ということ。

そして、それは4人で打つ麻雀だから、だということ。

親の第1打が1ソウ。

チャンタはなさそうだ。と、いうことは、やはり 下家の私は

チャンタとか、チートイに組んでゆくべきだろう。

ドラの西で値段を条件に達することができるようにする。

二二九②⑧6899西発中中

第一ツモが2ソウ。親の第一打をそのままとらえることのできる

23のターツを将来的に望める布石たる牌。ソーズのイッツーも見えるけれど、

上家の余剰牌での直撃3900を視野にいれるのであれば

ここでイッツーを見切り、チャンタへ向かう。

親の第2打。一ワン。

この一ワンも取れそうだ。二二の形に三を引いてくれたなら。

第2ツモ、⑦.チャンタにゆくには嬉しくない牌。

この尖牌ツモの意味するところは、シュンツ系。

これはもうこの手牌は、ピンフに成りたがっているのではないか?

一ワンも取れそうなので、二二九②⑦⑧2899西発中中

ここからは、二ワンを一枚外して七対子を見切ることにする。

次巡、親がドラの西を切る。

かなりシャンテン数が高いのか?

重なる前に切り出しているのか?

ただ、「和了をして終局」を目指していることだけは、その打牌から伝わってくる。

答えなければならない。その打牌で。

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残念な麻雀 [麻雀黙示録]

全員の捨て牌が、なんとなくかぶっていたから、トイツ場を意識した。

先制リーチが2軒ささって、

7ソウを引いて以下のかたち。ドラは9ソウ南家。

一二三⑧⑧334677889

ここから、追いかけリーチを打つ。

ソーズは全て安全で場に安い。

3ソウを切ってリーチ、と平素ならそうするだろう。

けれど、2ソウが4枚すでに場にツモ切りされていて、5ソウも1枚見えている。

なんとなく嫌な感じだった。

迷わず、ピンフの形を取りにくいペン5ソウ。

7ソウが重なってのテンパイや、なんとなくトイツが強そうにみえる。

場の状況から、逡巡する。

⑧は他家にささりそうなのだけれど、でもなんとなくツモ和了もできそうだ。

トイツ場だ、ということと、⑧で他家にささってしまっては、

この2つが、私にシャボ待ちのリーチを選択させた。

一二三⑧⑧33677889

形のないリーチ。

ダイレクトに色を取りに行くリーチ。

結果、2ソウを2枚、5ソウを1枚ツモ切っている上家から、

5ソウがもう一回打ち出された。

一二三⑧⑧34677889

まっすぐピンフに受けていれば、一発での和了。

よく考えてみたら、トイツが強い場なのだから、

場に切り出されている牌が、再び切り出される可能性が高い。

場に1枚も出ていない3ソウや⑧のシャボよりも

場に5枚見えている25ソウのスジのほうが、はるかに優秀な待ちではないか?

最近、信じられないような痛恨のミス、がとにかく多い。

ピンフという形を捨てて、トイツ場という形も軽視して

和了を拾うことに果たしてどれだけの意味があるのだろうか?

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リーチの結果 [麻雀黙示録]

オーラス、親番。 16000点持ちの3着。

トップ目まで、16000点

親番なので、和了し続ければよいだけなのだけれど

麻雀はそんなに思い通りになるものではない。

オーラスの親番だから、まっすぐ打ってよい、とか、

オーラスの親番だから、テンパイが早いだろう、とか、

そういう風に思うことは、間違いだ。

オーラスの親番で、前に出るしかない状況であること、

選択肢が少ない状況だ、ということはそのことがそのままゆゆしき事態。

そして、私がそういう状況だ、ということを他家が知っている、ということもまた

ゆゆしき事態なのだ。

ドラの絡まない手役で、

⑦⑧⑨99発発  ポン東東東 ポン111

なんとか、このテンパイに辿りついたところで

トップ目であるところの下家から、リーチ。

こんな強そうな親の私の仕掛けにリーチを打ってくる、ということは

それなりに和了が見込める良形のテンパイが組まれている、ということだろうか?

まあ、強そうに見えるけれど、実のところ、2900点の仕掛け。

⑦⑧⑨⑨99発発 ポン東東東  ポン111

⓽をツモってこの形。

正直言って、⑨は嫌だ。⑨を打ち出すことに抵抗を感じる。

和了されそうな予感がぷんぷんする。

リーチ者の河には、④がとんでいて、(ツモ切り)⑦は通りそうだ。

問題になる⑧だが、⑨が和了される牌であれば、⑧はとおるはずだ。

ただ、この局面でテンパイを壊すことについて、

「やりすぎな感覚」は否めない。

⑦も⑧も⓽も、リーチ者の現物ではないのだから、等しく和了される可能性はあるのだから。

けれど、私にはそれなりの勝算もあった。

まず、この時の同卓者が、とにかく、リーチ者に意識がむかう、ということ、。

リーチが入るまでは、食い仕掛けをしている人間を警戒しているのだけれど、

リーチが入ると、リーチ者の河しかみない。

リーチ者のかわには、6ソウがとんでいるから、

どのみち9ソウも発も掴めばみな切ってしまう牌だ。

この手牌、9ソウと発が取れるのであれば、和了に⑨は要らない。

すなわち、そういうレベルの麻雀だ、ということ。

リーチによって、9ソウや発をとりやすい状況が生まれた、ということ。

そして、⑨>⑧>⑦の順番で危険だ、と私が感じていること。

さらに、

⑦⑧⑨⑨99発発 ポン東東東 ポン111

この手は、トイトイだ。

様々な状況を加味して、ここは一撃18000点への手組へ軌道修正をする。

急がば、回れ。

この状況で⑨をツモってきた理由を考えるならば、⑨を使って

ホンロートイトイを目指しなさい、ということではないだろうか?

まるで、「そうだ」と言わんばかりに⑨を立て続けにつもり

⓽⓽⓽99発発 ポン東東東 ポン111

のテンパイに組みあがり、和了する。

もしも、かようなリーチがささらなければ、

⑦⑧⑨99発発 ポン東東東 ポン111

⓽をツモって来ても、ツモ切り2900のまま押していただろう。

テンパイを組んだ、ということは、特定状況とならない限り

和了すること、が目的なのだから。

リーチがささったことで、食い仕掛けている自分から他家のマークがはずれて

なおかつ、2900→18000の手組となり、(しかも点棒が必要な状況)

リーチに一番危険な牌を止めることができる。

という状況が生まれた。

だから、それに従った結果、和了がかなった。

この和了は、リーチ者がリーチをかけたことによって、もたらされた和了だ。

リーチによって、他家に塩を送る結果となることがある、ということ。

このことも忘れないようにしたい。

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失敗は許されない。 [麻雀黙示録]

 でん、でんでん、でんでん!

でんでんでん!でんでん!

(ミッションインポシブルのテーマ)

どの牌を切っても、同じ。

どの牌を切るかは、カンです。

 なんてことは、麻雀にはありえない。

三ワンツモで以下の形ドラ3ソウ

親番

三四五五六七③④④⑤⑥666

③④は、牌山からツモってきた牌。

ピンズは動いている。

③を切れば④⑦

④を切れば③⑥

6ソウを切れば、②⑤

場の状況的に、どれを切っても本当に大差はない。

③や④を切っておいてソーズのくっつき、を待つ、

というのもありだが、他家に自由に打たせる1巡を与えることは

得策ではないので、ここはリーチを打ちたい。

あまりにも早いテンパイだったので、ピンズの情報がない。

まあ、返せば、ピンズが高い、という情報のみが落ちている。

ということは、ピンズテンパイはよろしくない、のだろうけれど。

消去法で考える。

③④④⑤⑥から、④を切る形③④⑤⑥の③⑥待ちは残り6枚。

しかも、ドラが3ソウなので、③ピンは3ソウを絡めた三色

123、234、345などで使用される可能性が高い。

③は尖牌だし。この「のべたんリーチ」はちょっとないかなあ・・。

なので、④切り、③⑥待ちでのリーチは打たないかな。

③を切る④④⑤⑥の形、④⑦待ちも残り6枚。

そのうち4枚の⑦は尖牌だし、この④⑦待ちのリーチはないな。

けれど、こういう「三四五五六七③④④⑤⑥666」のように

6ソウとかがアンコウになっているピンフではない形では、

何故かこういう亜両面④⑦待ちで、④のほうをツモッたりすることが多い。

けれど、亜両面だし。

ということで、

③④④⑤⑥の②⑤待ちでリーチを打つことになる。

これだと、②⑤の待ちは7枚。

しかも尖牌の③を跨いでいるから、イケル。

本当は迷うところではないのだけれど、

こういう待ちを選択ミスで、受け損なうとエライことになる。

でも、②⑤待ちにしなければならないはずだ。

そして、④⑦や③⑥をダイレクトでツモっても、それは結果論。

②⑤に受けてリーチを打った。

一発目のツモ、③

その次、④

結局②⑤はツモレなかった。

トイツの強い場だから、牌山からツモってきた③や④が重なりやすかった。

ということなのだろうか?

けれど、100回同じ局面があれば、100回②⑤に受けると思うのだ。

これを後悔していてはキリがない。

けれど、所謂「麻雀がずば抜けている人」というのは、

理屈を超えてこういう牌をダイレクトで捕まえることができるのだろうな、

と思う。

ともあれ、ミッションは失敗だった、ようだ。

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ゲストプロ招来イベントにつきましては、

リンク先「麻雀ほうろうき」からご確認ください。

http://tsumatetsu-777.blog.so-net.ne.jp/

つかさ会、9月20日、正午から開催、となります。

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