スピードに価値を
「捌き」という言葉を使う。
使うのだけれど、自分にはいまひとつよくわかっていない。
個人的な所感です。
役は、和了するためのガイドライン。
役を見落とさないことで、和了に間に合う。
どのように和了するか?の内容が大切で、
打点は、「おまけでついてくるもの」そんな感覚だ。
「役をガイドラインだ」と思うことで、
速い手は、安い。
遅い手は、高い。
この概念が、その限りではなくなる。
①場の状況を判断して。
現在がどういう天気で、他家は何を考えているか?など精査をして。
②配牌の最短ルートを考えて
③手役の可能性をそれに重ねてゆく。
その結果、他家よりはやく和了して、他家の和了を阻止できたなら
捌けた、となる。
配牌からの最短ルートに手役が絡まなければ、1000点とかになることもある。
手役をおろそかにしなかった結果、手牌が加速する。
これが、一番の理想だ。
場の状況に適した最短ルートが、食い仕掛けなら仕掛けるし、
面前のほうが牌の結束が強い形で速いのであれば、しっかりと面前で組む。
速ければ、良い、のではなく、
どういう内容の速さなのか、が大切。
ただ、スピードだけを求めて、仕掛けることは、意味がない。