いつか、どこかで決着を [麻雀]


現在でも、麻雀を打ちに行く


30年近く、麻雀のそばにいた。


夢中だった時間もある。


忸怩たる想いのなか、絶望した時間もある。


飛び上がるくらい嬉しかった日も、


死にたくなるくらい残念な日も、


奇跡のような牌の軌跡に、魂が震えた日も、


現在となれば、すべて尊い。


「麻雀を打ちたい」という気持ちは


もうまるで、消えかかった蝋燭の炎のように


心もとなくたよとう。


「麻雀を打ちたいとは思わない。」


けれど、麻雀を打っているみんなの空気について


いつも変わらず大好きだ。


楽しそうに、目をキラキラさせて


夢中になっているその様子を眺めていることが好き。


けれど、いつまでも、ずっと麻雀のそばにいられる訳ではない。


どこかで必ず「終焉」の時を迎えるのだろうから、


それであれば、可能な限り納得ができる「お別れ」をしたい。


いつもそういうことを考えている。


大好きな麻雀。


村田光陽さんの麻雀に、師匠の麻雀を重ねていた。


繊細で、深い麻雀。


底知れぬ静かな魅力。


2時間半の時間をかけて、村田さんのいるお店にゆく。


同卓できればウルトララッキー。


同卓できなくても、同じ店内で、


自分の視界の隅でその打牌を見つめる。


同卓できた日には、その半荘の興奮をそのまま


帰宅のロマンスカーでその打牌についてひたすら考える。


まるで、語り掛けてくるような打牌の理由について。


夢中になる感覚。


昔、師匠に麻雀を教わっているときの感覚。


もし、叶うなら、その打牌の理由を尋ねてみたい。


いつしか、自分の麻雀の旅の終着駅は、そこではないか?


自分でも気が付かないうちに、そう思うようになっていた。




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10月2日たろうさんの麻雀 [麻雀]


10月2日


朝から全力で仕事を片付けて、小走りに帰宅。


19時。


よっしゃあ!間に合った。


今日は、「鈴木たろうさん」の試合の日。


まあじゃんよつばさんで同卓させていただいた日から


わたしは、完全に「たろうさんの麻雀」が大好き。


だから、そう、たろうさんの対局だけは、


何が何でもリアルタイムで観戦したい。


あべまふかしんのツイートで、


たろうさんの試合のある日は


ばっちり把握している。


やらなければならないことは全て済ませて


観戦準備OK.


自分なら、どうするかな、たろうさんはどうするのかな?


局面に合わせた たろうさん次に選択する打牌について


自分なりにたくさんの予想を重ねる。


たろうさんの手牌と、


たろうさんの手牌からみえる世界に


厚かましくも まるで


自分もそこで麻雀を打っているくらいの感覚で


引き込まれてゆく。

『パーマンが1号からならびますよ!』

愉快な解説に思わず吹きそうになり、

『ああ、いかん、いかん』と

音量をゼロにする。

解説者の主観に引っ張られたくないからだ。

対局されている選手の打牌の理由を

常に正しく解説できているわけではない、

と私は思うからだ。


●ドラ中トイツ。


これ、たろうさん、中打たれたならば、どうするのだろう?


スルーかな?


仕掛ければ、他家の牽制にもなるし。


でも、打点と形的にどうなんだろう?


スルーして、面前でリーチを打てば


他家からは、打点が低い、と思われるかもしれない。


自分ならどうするだろう。


わたしがもたもたと、あれこれ考えているうちに、


たろうさんのリーチが入る。


まるで、それが自然のことであるかのように。


●三色の見えるテンパイ。


たろうさんなら、高め三色のテンパイにとるのでは?


②③④④


やっぱり!そうだ。


①つもっちゃえ!


この亜両面はいけるでしょう。


後は、牌山に寝ている牌の後先じゃん!


勝手にめちゃめちゃ盛り上がる。


●国士狙い


場の状況的にも、国士に向かうのは難しそう。


たろうさん、どうするんだろう。


ここから、何か応手はあるのかな?


考える。


巡目もめぐり、それにつれて和了は困難な感じ。


打てない牌も多く、テンパイも難しそうだし。


横移動・・


万が一の自身の和了もあるのかな・・・

また、もたもたと考える私。

ふわり、と


たろうさんが東を抜く。


他家を和了させる作戦?


他家が東を仕掛ける。


和了以外にもできることがある。

自分だけが損をする応手以外の

選択肢をみつける。

対局が終わる。

いやー、見ごたえばつぐん!

めちゃ興奮した!

●あきらめないこと

●打牌が見合うかどうか

たろうさんの麻雀。

わたしの大好きな麻雀。

全く矛盾のない麻雀。 

『次のたろうさんの対戦はいつだろう?』

私の日常に、ささやかだけれど

実はとても、大きな楽しみが生まれる。



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