テンパイ料について

 


4回戦を戦う。

その3戦目。

わたしの海底牌を親番に回すことについて

質問を受けたのでここで考察をしてみたい。

親番Aさん 6000点くらい

南家Bさん 25000点くらい

西家わたくし 64000点くらい

北家Cさん 25000点くらい

ここまでの2回戦の成績の結果、Bさんが優勝者コース。

Bさんの得点をおさえることが、たいせつだとおもった。

親リーチを受けて

他家はテンパイ。

私は切れない牌をつもってくることによって

テンパイを維持できなくなることを避けるために

上家の牌を仕掛ける。

海底が親番に回ることにはなるけれど

そのことは問題ないと思った。

テンパイを取れなければ

3000点の失点と

Bさんの1000点加点。

これに対して

親番に海底がまわることになって

1300オールが2600点オールになろうが

2600点オールが4000点オールになろうが

4000点オールが6000オールになろうが、

問題ない、

と思った。

一人ノーテン▲3000点、他家加点よりは。

親番の和了は、Bさんにとっても、Cさんにとっても

望ましくないことだろうから。

と、ここまではよかったのだけど、

もうひとつ大切なことを忘れていた。

Aさんが、海底でBさんCさんに振り込む可能性が生まれること。

一役おまけでつけてしまう。

このことまで考えてのチーであれば

全く問題ないけれど、このことを考えていなかったことは

やはり、よろしくない、と思うのだ。

 ダウンロード.jfif

 

パラロス本家↓

http://wing6877.blog.so-net.ne.jp

l

ランキングに参加。クリック!クリック!

<→
麻雀 ブログランキングへ
にほんブログ村 その他趣味ブログへ


nice!(1)  コメント(0) 

天和ウラヤマシス

30年近く麻雀を打ってきた。


月200以上打ってた頃もある。


それなのに、一度も天和はない。


もう、人生の時間が間に合わない。


天和。


防御不能の最高の手役。


努力のかけらもない、と、


天和を快く思わない人もいるだろうけれど


わたしは、なんだろう、天和は


麻雀からの祝福のような気がして


やはり、めぐり逢いたい、と思うのだ。


27年前・・


北が雀頭のがちゃ手を


「あ、あがっとる~」


とたおして48000点をさらっていった、友人。


心底、うらやましかった。


なぜあいつが先に・・・


と思うと同時に、次は俺の番かな?


などと気楽に構えていたなら、もう人生の終わりが近い。


その友人との麻雀について、話す時間があった。


その会話のなかで、天和の話。


なんか、ちょっぴり悔しくて、


「お、おれもね、前にね!


面前で字一色和了したよ!」


って言ったけれど、あんちくしょう


てんで信じていない様子だったので・・・


しつこいようだけれど、記事を探して再録をいたします。


あの神ががった牌の動きは、本当に魅了される。


以下、再々録ですわ。


 


まだ、麻雀を覚えて間もない頃。


憩荘という雀荘で仲間とセットで打っていた。


みなで、役満を競っている、そんな時代。


国士無双が一番かっこよくてラオウみたいだから、みな国士無双ばかり狙っていた。


和了までの牌のかたちに一切の保険のないその手組。


特定の19牌が4枚枯れた地点で、全てが絶望にかわる13枚。


その24年前も、私は国士を狙っていて、4枚目が枯れて


ホンローチートイを狙っていたなら字牌ばかりが重なって


最後に白単騎で、字一色七対子を和了した。


その和了系の美しさに、心を奪われた。


それから24年、私の大量打数の数もあって、字一色を和了した数は覚えていない。


けれど、面前での字一色はあとにもさきにも、あれが最後だった。


あのときの、白の感触は現在でも忘れない。


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


九⑨東東東南南南北白白発中


ここに、白がふってきた。


九⑨東東東南南南北白白白発中


ここで、他家の状況を整理しよう。


下家、親番。おそらく愚形イーシャン、もしくは、リャンシャン。


トイメン、といといの仕掛け。ドラがあるかも。イーシャンテン。


上家、だふたん、りゃんしゃんてん。


なあに、わたしだってリャンシャンテンだ。


打九


ドラの八ワンをツモッテキタとしても、どうせ七ワンはない。


この九ワンはここで切らないともう切れない。


九ワンを切ることはとても心細いけれど、


まだ、誰もテンパってはいないであろう、今なら切り出せる。


八ワンをひいたのであれば、やはり八ワン単騎だろうか?


もし、私がドラ八ワンを引いて、他家がテンパッていると感じるのであれば


やはり、切り出してはいけない牌ということになる。


そのあと、立て続けに、発をひく。打⑨


東東東南南南北白白白発発中


中は場にゼロ。


北は場に2枚。


あとは、東と発が場に一枚づつ。


オカルトだけれど、トイメンの仕掛けから、白発と三元牌が集まってくる。


このまま、もう一枚発を引けば、


東東東南南南北白白白発発発中


場に2枚切れている北待ちか、中か、どちらかを選択することになる。


また、発が打ち出されたのであれば、仕掛けないわけにはいかない。


東東東南南南北白白白発発中


中は場にゼロ。


北は場に2枚。


あとは、東と発が場に一枚づつ。


親番の下家が、中を切った。


おそらくテンパイだ。


ここで引け!


でも、ドラの八ワンは引いちゃいやだよー!


とにかく!ここで、引け!


もし、ここで引いた牌が八ワンなら、


止まれ!のサイン。


次いつ、この手牌と巡り合えるか?そうおもうと


もったいなくて、もったいなくて、死にそうだ。


八を引いたならやはり北を切るだろう。


発を仕掛けて八ワン単騎でも、


八東東東南南南白白白  ポン発発発


トリプルだから。


おねがいしやーす!


中!きたこれ!


東東東南南南北白白白発発中中


打北。


これは、発と中、ツモ和了できるかも。


スーアンコウだ。


私は、ドラの八ワンをツモってきたとして、


それを切るつもりでいた。


理由は、東場で、まだ序盤だということ。


そして、無理押しをせずに、自然にこのテンパイが組めていること。


わたしの現状のこの手組以外に、捨て牌と手牌を組み合わせても


まったく和了ができていないこと。


最高で、12000点の振込みの覚悟が必要な牌。


トイトイ、チートイ。


親番の手組には、ピンフドラ1が見える。


もちろん八ワン以外にも危険な牌はある。


けれど、他の牌で振り込むことと、


ここ一番でドラをつかみ振り込むこととでは、まったくその意味が違う。


悩む間もなく、直前に親番が打ち出した牌である中を、対面が切り出した。


「中を持っているのであれば、中がささる形であれば、中は鳴くはずだ」


とのことから、切りだされた牌だろう。


けれど、私の13枚は、仕掛けることがないままの


東東東南南南北白白白発発中


このくっつきテンパイのイーシャンテンなのだから。


DSC_2061.jpg


DSC_2060.jpg


 


パラロス本家↓

http://wing6877.blog.so-net.ne.jp

l

ランキングに参加。クリック!クリック!

<→
麻雀 ブログランキングへ
にほんブログ村 その他趣味ブログへ


nice!(0)  コメント(0) 

フリー対局にて [地獄麻雀]

とあるノーレートフリーで、数回卓入りをする。


ちゃんと打っているつもりでも


どうしても大味になる。


自分にとってのフリー麻雀は、その自分!の歴史から


勝てばいい、麻雀になりやすい。


麻雀は中身だ、といいながら、


気がつくと猛攻撃の麻雀になっている


そういう自分を俯瞰して、睥睨する。


 「やりすぎ」なのだ。


同卓者のなかにキズをみつけ、


そこに対して、牌の色と形をよせてゆく。


どんな牌でもでてくる、


という場の状況に対して、無意識のうちに


最善をつくしている。


当たり前のように、見逃し


当たり前ように差し込み、やりたい放題だ。


東1局


北とペン⑦を仕掛けている親番の私。


混一色以外にはみえない幼稚な仕掛け。


南家がリーチ。


北家が変わらず、ぶんぶん


どんな牌でも切り出してくる。


場に一枚も見えていない東を打たれて


①④④9東東中


ポン


①④④中


ここに、リーチを、打っている下家が


打④。


これをポン。


①単騎をツモる。


やりすぎだ。


けれど、ダブル東が打たれ


④が打たれて、12000のテンパイがとれて


しかも、まだ東一局だ、ということを


考えるならば、④を仕掛けないことも


また、緩手と言えなくもない。


けれど、理屈では許されても


自分はこういう麻雀を打つべきではない。


そうまでして、勝ちたいか?


と思う。


リスクのない、簡単な麻雀。


そこには、喜びも感動もない。


卓操作が上手くいけば、


勝ちやすくもなる。


けれど、そこには、その跡には、ペンペン草ひとつ


生えない荒野が広がるばかりだ。


麻雀を、楽しみにきている同卓者を


ただ、チカラでねじ伏せる雀ゴロのような麻雀。


同卓者のステージと思惟を、


自分が勝つため、その為に利用する麻雀。


誰かの麻雀を慈しむ優しさを、持たない麻雀。


そういうことが嫌で、自分は師匠のところて


麻雀を学んだのでは、なかったのか?


 「あんた、そんな麻雀打って楽しいかね?」


師匠の声が聞こえる。


麻雀を自己顕示欲の為に使わない。


卓を支配する、なんて、思い上がりもよいところだ。


そこにあるものを、蹂躙しては行けない。


麻雀は4人で打っている。


どんなステージの麻雀であっても、


対局者を考えることができないのであれば、 


打たないほうがいい。


東2局。


トビありのルールということもあり


「どうせ、下家が振り込んで終わりだ。」


と、下家に仕掛けさせての終局。


こういう安直な選択肢ではなく


下家を生かして、下家の点棒を守りながら


オーラスまでの対局を紡ぎあげる努力。 


それが、私の目指すべき麻雀だ。 


師匠なら、間違いなくそうしている。 


お金が、かかっていようが、


かかっていなかろうが、


師匠なら、同卓者を殺しはしない。


ともに、オーラスを目指すだろう。 


どんなにステージが違っていたとしても。 


はじめて、フリーで師匠と同卓した時、 


師匠はそういう問いかけるような麻雀を打って


くださった。だからこそ、


今日の私がある。


意味のない成績を持って、星空を仰ぎ


とてつもなく、虚しい気持ちに包まれる。


自分さえ良ければいい、勝てばよい、の


麻雀を、打ってしまうことは、とても、哀しいことだ。


途中でそのことに気づくこともできず、


重なる成績を面白がっていた。


質量としての重さではなく、形而上の概念としての重さ。


何も麻雀に限ったことではない。


価値を作ることができるか、どうかは、


結局のところ、その人の胸の内次第なのだから。


 


 


ダウンロード.jfif


パラロス本家↓


http://wing6877.blog.so-net.ne.jp


 


ランキングに参加。クリック!クリック!

<→
麻雀 ブログランキングへ
にほんブログ村 その他趣味ブログへ


nice!(0)  コメント(0) 

ジュンチャンリャーペーコー [地獄麻雀]

場をみない麻雀は、好きじゃない。


場をみない麻雀を打つ人とは


麻雀について、うまくハナシ ができない。


それをいつも口にしていながら


前回に引き続き、とてもへっぽこな麻雀を打ってしまった。


東1局ドラは4ソウ西家


4巡目に


一一七七八八九九⑦⑦⑧⑨4


この形。


ここに8ソウを引いてきた。


 


一一七七八八九九⑦⑦⑧⑨48


親番が、白をアンカン。


北をポン


ピンズにむかってまっしぐら。


ピンズが高く


ドラ色である索子が安い。


迷わず⑦を切るべきなのだが、


リャーペーコーが頭をよぎる。


索子の受けは、8ソウにまかせて


ちょっと夢を追ってみてもいいかしら?


そんな浮ついた場を見ない思考に包まれた。


いや、よく考えていなかった、というべきか。


場よりも、手牌のことを、考えていたのだ、と思う。


索子に受ければ、和了の可能性が高い場の状況を


理解していながら、どうして、ジュンチャンリャーペーコーを・・・


4ソウを切った後、ドラの3ソウを引き、


5ソウをツモきって、河に「ひとメンツ」ならべたあと


6ソウを引き、もう巡目的に親番にピンズ⑦を切ることができなくて


6ソウをツモ切り、ようやく⑧を引いた。


「ときすでに遅し感」に包まれている。


リーチ!


リーチを打ちながらも、これは勝てないな、と感じている。


④⑦あたりで、親に振り込みそうだ。


 


一一七七八八九九⑦⑦⑧⑧⑨


見た目だけは美しいテンパイ。


でも、違和感しかない。


自分の手牌を通して、世界を除くと


とても、おさまりの悪い感覚に包まれる。


だって、場にあっていない。


特定な点数が必要な状況でもないのに


自己満足のこんな手牌をきっと


麻雀は許してくれない。


ピンズが高い場の状況でなければ


このリーチにも価値はあろう。


案の定、親に④で12000を振り込み


その次局、東のバックで12000を振り込む。


だれでも、


外の天気をみて、外出するでしょ?


場をみないってことは、天気をみない、っていうのと同じですよ。


なんて、いつも言っているくせに


とんでもなく、場をみない麻雀を打ってしまった。


救いがあったことは、これが東1局であった、ということ。


自分の心無い振込みが、ゲームの破壊にまではつながっていなかった、ことだ。


 


ダウンロード.jfif


パラロス本家↓


http://wing6877.blog.so-net.ne.jp


 


ランキングに参加。クリック!クリック!

<→
麻雀 ブログランキングへ
にほんブログ村 その他趣味ブログへ


nice!(0)  コメント(0)