牌山読みのレシピ [麻雀レシピ]
当ブログで色の偏りとか牌のアヤなど、取り扱ってはいるけれど、
それは、所謂、技術面で可能なことを全てこなした結果、そういった偏りも加味する、というだけのこと。
大切なのは、与えられた場の状況に合わせて最大限の努力をすることだ。
牌山にいそうな牌を見つけるために、どうすればよいのか。
まず、相手の手牌の推察。
それは、終局時。
そこには、4人分の捨て牌が並んでいる。
この時に、相手が手を開く前にテンパイの形を想像する。
マンズのどの部分が何枚、とか、ピンズが何枚とか。
そうして、実際の相手の手組みとの読みのズレを修正する。
それを延々と繰り返していると、四人分の捨て牌が一つの絵のように見えてくる。
手牌も捨て牌も実はつながっているのだ、と。
相手の和了時も同様。 この習慣がついた後、今度は相手の捨て牌から牌山に残っている牌を読む。
まず、1打目に切られる1と九に注意する。
経験上、あまりにもはやく1や9が切られる場合、その色の2と8は牌山にいることが多い。
アンコウで持たれていることは少ない。
他の形がバラバラで、1222となっても、すぐに1を切る人は少ない。
1234の形が入っていても、1を切る人は少ない。
134なら、1を切る。 145なら、なおさら1を切る。
手役を追うのならば、必ずしもこの限りではないけれど。
これが、中盤の1切りなら2もしくは、3はアンコウになっている可能性が高い。
122 133の形で構えていた可能性は高い。
122より133のほうが優秀なターツなので、中盤の1切りだと3は持たれている可能性が高い。
889、779も然り。
中盤までにどの色の2や8が牌山にいるのか当たりをつけたなら、その受けとなる牌を残す。
3や7を単独孤立牌として手牌に残すのだ。
それに、1や9をくっつけてテンパイ。 かなりの和了率だ。
私の愚形は、かなり嘲笑されてきた。
汚い、見苦しい、浅ましいと。
カンチャンのドラカン⑧ピンなどを一発でツモッたりすると、 「簡単なマンガンだな!」 と、
さも楽に和了しているかのように責められる。
だが、こちらは序盤に他家の河に切られた9を頼りに他のダメそうな両面ターツを払っているのだ。
ドラが⑧の場合、1打目に⑨を切っているとすれば、⑧⑧⑨からの打ち出しの可能性があがる。
けれど、その⑨を切った打ち手の麻雀の打ち筋なども鑑みてカン⑧を山読みしているのだ。
うまくいかなくったってよい。
うまくいかなかったことを次回につなげればよいだけだ。
そもそも、麻雀はテンパイの形の美しさを競う競技ではない。
手なりでの良形テンパイより、牌山や相手の手牌を推察した愚形テンパイのほうが価値があると私は思う。
なによりも、そういう工夫を心がけることで場の状況から読み取る情報の質が向上する。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ランキングに参加をしています。クリックしてくれるとうれしいです。 <→
麻雀 ブログランキングへ
麻雀 ブログランキングへ
2017-06-05 17:36
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0