遥かなる旅 [九州麻雀ほうろうき]

実は、麻雀漫画で一番好きな最終回は、

ノーマーク爆牌党、だったりする。

爆岡と鉄壁が、おのおのの麻雀で決着をつける、

そのシーンが大好きだ。 

麻雀は、自分が納得できなきゃ意味がない。 

これこそ、真理だ、と思っている自分がいる。

誰かに褒めてもらいたいわけではなく

また、尊敬されたいわけでもなく、 

自分が納得すること。

憧れる麻雀があって、それを模倣して

覚えた戦術があって、それを実践して

 その積み重ねの遥か彼方に到達点がある、とすれば 

やはり、「これでよい」と、

心の底から、自分と自分の麻雀との物語を肯定できることではないだろうか?

自分と牌との歴史、

自分と同卓してくださった人達を

万感の想いを持って肯定できること。 

「悔いはない」

麻雀を重ねてゆけば、いつかその瞬間がおとずれるはずだ。

これまでの、私の麻雀の歴史の中でも、数えるほども経験できていない

あの「全てが透けて見えるような、透明な感覚」。 

勝ちたいとか、うまくみせようとか、そういういつものことが

全然介入する余地なんてない、あの感覚。

淀みなく、同卓者が誰一人として淀むことなく

一定のリズムで、牌に自然に対応しているだけの

シンプルで心地よい対局。

最後は、そういう対局を経て朽ちたい、と願う。

その為に、そのいつかの対局を目指して

現在はまだ、遥かなる終わりなき旅を歩く。 

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