国士無双から
1年に1度、ということあって
よい麻雀を打てるように、と人を集めてくださった、ますたぴょん。
F岡先生をはじめ、忙しい中、足を運んでくださった、 みなさまに
お礼申し上げます。ありがとうございました。
また、お願いいたします。
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お正月、ということもあって、
帰省して浮かれていた、ということもあって、
いやいやそういうことは全然理由にはならないのだけれど
ラインの返事を失念していたり、
対局そのものも、なんだか気が付くとふわふわした内容のものになっていて、
今年の私の麻雀のテーマ、
「楽をせず、散らかさず」とは真逆の
「散らかしまくって、楽をする」、なんだか、そういう麻雀になってまして
本当に我慢の足りない新年の初麻雀でした。
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最初の半荘。
どいんちゃんが、イーシャンテン。
一九①⑨18東南西白発発中
北と9ソウを引けばテンパイだ。
国士なのだけれど、少しでも国士に見えないように
捨て牌に工夫をしている。
場に安全な字牌を先に手出ししておいて、
最終手出しが8ソウであれば
国士チックな捨て牌だけれど、
もしかしたなら、国士じゃないかも?
と他家がほんの少しでも、思ってくれるかも知れない。
効率は悪いかも知れない。
けれど、効率通りのことは、楽なことで誰にでもできることが多い。
私は、こういう小さな捨て牌への努力が大好きだ。
字牌より先に、8ソウを切る、なんて誰にでもできるし、
そうすることが損をしない、と分かっていながら
それでも8ソウを手の内に留める感覚。
そうして、9ソウを引き、北待ちの国士無双テンパイ。
8ソウ手出し。
⑥⑦三三六⑤
⑤⑨①白38
この捨て牌。
チャンタ軸に見えてもおかしくはない。
⑨や①の切り、そして字牌の白が
手牌が数を追いかけているように思わせる。
ダマ。北は場に1枚。
新年早々、国士無双テンパイから始まる、というのは
なかなかに素晴らしいスタートではないだろうか?
北和了できるんじゃない?そう思いながら観戦を続ける。
この国士気配に気づいていないわけのない
上家ますたぴょんが、四ワンと南のシャボでリーチ。
四四12344789南南
四が取れそうなリーチ。
四ワンをロン和了、結局どいんちゃんの国士は和了叶わなかった。
「北をひいての9ソウ待ちなら、和了できる、と思ったんやけど・・
和了できる気のしない国士テンパイやったね。」
どいんちゃんは、そう話してくれた。
その次の半荘、どいんちゃんの代わりに私がその席につく。
もしかして、自分にも国士が入るかも!
そう思って手にした新年最初の13枚。
配牌は、一二四四⑥⑦⑨38東南白中
なんだか、こんな感じ。
多分ドラは2ソウ。
どいんちゃんの国士と9ソウと北がなんとなく
印象深かった私は、7ソウを引き、四ワンを切る。
国士、はないかなあ?
チャンタ?
でも、7ソウとか引いてるし・・・
迷いながら、チャンタチックに国士を睨んで手をすすめる。
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