真サカナイ 破 [S場会にて]

麻雀からは、「努力は裏切らない」ということを教わった。

それと同時に世の中には「どうにもならないこと」もあるのだ、ということも教わった。

大切なことは、そのバランス感覚で、

そのバランス感覚を養うためには、自分の欲を殺して

麻雀そのものを俯瞰的に捉える習慣を持つことだ、と思う。

誰かに勝ちたい、とか、こういう手で和了したい、とか

 そう思った地点で、それはバランスを崩している可能性が大きい。

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東2局南家

一二⑦⑦345中中中北北北

5巡目にこんなテンパイが入る。

一二をはずそうかなとも考えていたが、マンズの下も安そうだから

テンパイ維持。一ワン引きのツモリサンアンコーへの変化待ち。

もちろん、手牌の変化の前に三ワンを打たれるようなことがあれば、16000点で和了する。

そのつもりだったのだけど。

上家が三ワンを打った刹那、

「この和了で、誰かが助かるかも知れない」

という邪な考えが浮かぶ。

気がつくとスルーしていた。

すぐに他家からリーチがかかり、北を打ち出すことになる。

結果、もちろん和了できずに親番を引っ張る。

その後の展開もよくはない。

ここ一番の牌が引けないばかりか、他家のリーチが強い。

そうして、南一局トップ目の下家からリーチがかかる。

私の手牌は

③④22235556    チー 四五六

下家のリーチはソーズ本線。

25ソウか、36ソウどちらか。

2分の1だ。

壁など打牌選択の材料にはならない。

テンパったとしても、やはり、勝負はできない。③④を払うしかないだろうなあ。

この親番をなんとかしないと、おそらくもう可能性はない。

トップ目、42000点 私22000点くらい。

ソーズ、どちらか通すことはできないだろうか?

その材料を懸命に探す。
cha06.gif




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