真サカバーナイト 序(再録) [S場会にて]
S場会での対戦成績を振り返ってみて、
実は、ただの一度も勝てていないことに気づく。
なんでもあり、のS場会ルールとはいえ、あまりにもひどい。
しかも、最強と思うことのできる(現在でも覚えている)
渾身のリーチを全て蹴落とされている。
その理由を究明するべく、過去記事を読み返してみる。
4年前の記事です。
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「さあ、何を賭けようか?
お金なんてつまんないし、プライドなんていつも賭けて生きているさ。
そうだ、負けた奴はこの街を出ていく、というのはどうだ?」
この、提案に全員が頷く。
熱い戦いの火蓋が、何の前触れもなく切っておとされる。
遡ること1時間。
安らかに快眠状態にあったS場会長が、K藤氏に召喚される。
付き合いがよいので、仕事前にも関わらずノータイムで召喚される会長。
全く持って麻雀を打つ予定など微塵もなかったのだが、ノリで一局打つこととなる。
我々は、フォーンアツギの外れに足を運ぶ。
ポップなナンバーと、こじゃれたラーメン・日本一のカフィが嗜める店。
DJワカの管轄地区であるluk,you!へ。
メンバーは、会長とK藤氏、そして、ツッコミキングダムのF森氏。
そしてにしぐたん。
にしぐたんはluk,you!に入店するやいなや、一目散に読書をはじめる。
DJワカから、卓入りを勧められるも
「いや、漫画を読むんで」
と拒絶。
その後も、拒絶して漫画を読み耽っていた。
とんだアイアンハートである。
ということで、会長とF森氏、k藤氏との対局。
ルールはS場会のルールである。
実は、私はこのなんでもありのS場会のルールでの対局の成績が非常に悪い。
箱寸前まで何度か追い込まれている。
全く持ってドイヒーな結果。
どんなにふざけていても、私の打牌は変わらない。
打たない牌は打たない。
同じように打っていても、S場会での対局だけは理解不能なくらいすこぶる成績が悪いのだ。
次にラスを引くようなことがあれば、麻雀をやめよう、とまで思いつめていたこともある。
降って沸いたこの対局。
なあに、おふざけは許さない姿勢で真剣に打てば大丈夫。
どうボケようとか、どう突っ込もうか、などど考えている人間相手にラスを引くことは、まずあるまい。
全員の打ち筋は熟知している。
不退転の思いで挑む。
そうして、冒頭のくだりに戻る。
負けた人間が、この街、フォーンアツギを去るのだ。
全員、この街から消し飛ばしてやる。
全然そんな雰囲気など微塵も感じない対局のなか、
私は一人完全勝利を目指していた。
油断している間に点棒をかき集めてやる。
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