決着に向けて [麻雀黙示録]

●ジャンゴロさんは、

①親番では和了に向かう。

②形がよければ鳴かない。(1鳴きテンパイは少ない。)

③最終ターツ選択時(リャンシャンテン)に、逡巡する。

④イーシャンテン時に、自分の牌を探す。(ことがある)

⑤愚形リーチは少ない。リーチの効果をよく知っている。

⑥相手の待ちを、色、で読んでいる。

⑦和了トップなどの条件下では、みずから決着をつけるタイプ。

➇放銃を恐れない。

→自分の勝ちスタイルを持っているので、迷いがない。

特定の局面ではまっこう勝負を選ぶ、

まっこうくじらさんなのだ!

①②⑤⑤⑧⑧東東西西発発中

西を仕掛けたあと、青年が東を続けざまに切り

ジャンゴロさんは、そのまま発を切ってきた。

ほぼ暴牌だが、そこには、戦う意思がある。暴牌とはなりえない。

その発で和了することができない私がしょぼいのだ。

ジャンゴロさんは、テンパイ、もしくは、超良型のイーシャンテンだ。

私の手組は、心中可能な

⑤⑤⑧⑧ ポン発発発 ポン東東東 ポン西西西

6000オールのテンパイ。

ほんの少しジャンゴロさんが小考。

手の内から無スジの2ソウ4ソウが打ちだされる。

カンチャンのターツが手の内から打ちだされた地点で良型のテンパイ。

リーチを選択しない地点で、私の河に捨てられている牌が、

ジャンゴロさんの和了牌だろう。

ジャンゴロさんに、放銃を避けるためのダマ選択はない。

ダマ選択の理由は、ダマのほうが格段に和了しやすいからだ。

シミケンさんの打牌が、完全に私警戒のものとなっている。

ああ、これは、やばい、と思った。

私の仕掛けが濃すぎて、注目を集めすぎて、

シミケンさんの思考が、自分の打牌で決着をつけること、はだめ。

振り込みはだめ!その基本思考が、

「親への振込みはだめ!」オンリーにシフトしているのではないか?

確かに、この状況でジャンゴロさんへ振り込んでも痛くはないかもしれない。

けれど、それ以外に考えるべきことがあるだろう、と思う。

3着争いもよいし、現状のテンパイを維持することだって

大切な目的だ、と私は思う。

こういう「オーラスのトップ争いを邪魔しない」という思考は

私には、よくわからない。

それこそ、麻雀に対する冒涜ではないのだろうか?

目的はトップをとることだけではない。

その一打一打の積み重ねに価値がある。

なぜ、トップ目争いの邪魔をしない、ことを理由に

自分の手牌に見切りをつけてしまうのか、が理解できない。

私なら、精一杯の手組みで、当たり前に和了に向かう。

だって、視線が私の河から離れないのだもの。

私の仕掛けが濃すぎて、ジャンゴロさんへの警戒が薄くなっている。

ジャンゴロさんが手出しの五ワン。

これは、三四五五六に二を引いて二三四五六への変化。

もしくは、四五五六七に、八を、四五六七八への変化。

この可能性が高い。

マンズの三四六七。すべて、私の河に並んでいる。

ああ、落ちる。ここまできて3対1になってしまった。

場を制圧しすぎた。あまりにも強く仕掛け過ぎた。

そう思った刹那、シミケンさんが七ワンをツモ切り、ジャンゴロさんの和了。

私の高得点を払っての差し込み狙いの可能性も高い。

ノー和了のまま終局。

けれど、死力を尽くした感はある。

まだ、もうひと半荘打てる。

私は、久しく忘れてしまっていた、

果てしなく澄み切った気持ちで、サイコロを振る。

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