ちょいむず手出し牌からの推察 [めがほむ麻雀教室]

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西南5

中八②

⑤と2枚目の5ソウ⑥

中八ワン②が、ツモ切り

すなわち、それ以外は手出しなのれす。

で、ドラが4ソウ。

他家の捨て牌からみても、全員がドラ軸のシュンツ形となる可能性が大。

みんな字牌を先に切っているし、親の打牌に合わせている様子。

とにかく、3打目の手出しの5ソウが膨大な情報を持つ、と思う。

この巡目で、5ソウが必要ない、ということ。

これは、

①手牌の構成スピードが早い。

②ドラの4ソウを含んだターツとその将来がもはや確定している。

③変則手。

このいずれかである可能性が高い。

親番である、ということを鑑みるに③である可能性はかなり低いので

いずれにしても、警戒するべき打5ソウだ。

ドラが4ソウであることから、

123445からの、5ソウ切り。

135に2を引いての、5ソウ切り。

445に4を引いての444への変化の後の5ソウ切り。

もしくは、345などの4ソウのドラを軸にした三色目がしっかり見えていて

ターツ固定を目的とした455や、556からの5ソウ切りの可能性もゼロではない。

ソーズの下が完成していて、

123578のように牌を抱えていたのであれば、やはりよほどシャンテン数が高くない限り

5ソウは切り出さないだろう。

この地点で、ソーズの上の有無なんて判断はできない。

その次の⑤ツモ切り。

これにより、⑤がピンズの形には触らないということが分かる。

⑤がピンズの形を左右しない、ということ。

⑤によって迷いの生まれない形。②③もしくは、⑦⑧を持っていてもおかしくはない。

もちろん、④⑤.⑤⑥など最初から両面ターツを抱えているケースもあるから、なんともいえない。

このあたりから、テンパイ宣言牌がどのタイミングで打ち出されるか?によって待ちの箇所を精査する。

次巡の打中手出しでリーチであれば、本線は、1ソウ4ソウ、6ソウ9ソウのウラスジ。

なぜなら、5ソウを手出しした地点で中を一枚抱えることのできるイーシャンテンだったわけだから。

だが、実際は、中の手出しのあと、5ソウツモ切り。

⑥ツモ切り。この⑥で、ああもうピンズは完成しているのかな?と考える。

だって、たとえば、

七八九②③⑤⑥12399北

みたいなシャンテンにかまえていたとして、

⑥をツモッてきたなら、やはり北を切る人が多いんじゃないかしら?

七八九②③⑤⑥⑥12399

のほうが、完全イーシャンテンだし。

まあ、このあたりは人によって異なるのでなんともいえないけれど。

けれど、ツモ切りの⑤と重ねて考えてみても、ピンズの⑥の周囲は完成している、

 もしくは、「その形であることに意味のある愚形」である可能性が高い。

そして、②の手出し。

これは違和感がある。

②②③⑤⑥⑦?

ピンズの⑤も⑥も不要で、ここでピンズの下の②が手出し?

中よりも、⑤よりも⑥よりも、②が意味のある牌だった、ということ。

中よりも②のほうが意味がある?

②③③に③を引いた?

②③④⑤⑥⑦

の形に、⑤を引いて②を切り出した

③④⑤⑤⑥⑦

や、⑧を引いて②を切り出した

③④⑤⑥⑦⑧

このスライドの変化も重ねて考えるのであれば、

345,567の三色も見えてくる。

けれど、このスライドの可能性を薄くする根拠となる牌が

⑤と⑥のツモ切りである。

⑤も⑥も「ピンズターツの構成」に影響がない可能性が高いのだから、

それにあわせて②はスライドである可能性も低くなる。

ここで、最初の5ソウ切りのときに感じた所感とあわせて考える。

変則手?

どうやら、手が早いわけではなかった。

ドラを固めて持っている可能性はまだ残るし、

リーチピンフドラドラの可能性もまだまだある。

変則手ベースで考えるのであれば、親番で変則手を選択しても

充分に見合うだけの値段や形の複合による汎用性が備わっている可能性がたかい。

すなわち、三色を軸にしたチャンタ系である。

また、中を他の西や南より手の内に抱えていた理由を考えると、

その中の関連牌である、発や白を手牌の中に組み込んでいる可能性も高くなる。

だから、ソーズの上が本線なのだけれど、発や白も切りづらい牌だ。

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コメント 2

忍

身も蓋もないコメントですが
読みも大事ではありますが、それ以上にまず場況判断をしっかりすることだと思いますね~
場況判断がおかしければ極端に言えば読んでも意味がないと思っています

それとは別に読みの力をつけることは大切だと思いますが、人の捨て牌を読む以前にまずは自分の捨て牌が読めなければ話になりません
人の捨て牌を読むのはその後です
また、読む以前に自分の眼から見えている情報をしっかりと把握する事が大切です
それがわかっていないのに読みもへったくれもありません
人の和了形を確認する事も大切です
他家の点数申告をなぁなぁで聞いて和了形も確認せずに点棒を払うとか論外です
和了形と捨て牌をしっかり確認する事が読みの力をつける事にもつながります

こういったことは普段の心掛けでどうとでもなる事ですし、なんとも思わず惰性で打っているだけならば、何半荘打っても変わりません

昨日初めて地和あがった(。-_-。)v
by (2014-08-12 22:10) 

ゆうゆう

麻雀は、相手の思考を推察するものです。
相手の待ち読みは、その推察の作業の枝葉に過ぎず、場の状況を正しく認識するための些細な手段の一つにしかすぎません。
例えば、オーラス、3900点が必要な人間の切る、一打目の5ソウと、12000点が必要な人間の切るそれとは、全く意味が違ってきます。何よりも大切なことは、「相手が何を考えているか?」です。
その為の方法は星の数ほどありますが、私もおすすめするのは、自分の麻雀を客観的に観る習慣は必須です。自分の河を読む、というヤツですね。とにかく考えるまでもなく、たくさんの情報を取得、瞬時に処理して対応する力が必要です。
by ゆうゆう (2014-08-13 00:06) 

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