テンパイわたり。食い仕掛けメリット [TSUKASA会]
つかさ会は、2月15日午前11時から。よつば会にて。
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面前の場合、リーチを打つ、打たない、という選択肢が必ず生まれる。
なので、「とりあえずのテンパイ」に迷いが生まれやすい。
リーチは、値段や局面を大きく左右する決断。
面前手のクライマックスと言えるだろう。
極端な物言いをするのならば、面前手は
「値段や場の状況により、どこかで手牌の成長を止める決断を強いられる」
その可能性があるということ。
けれど、食い仕掛けは、違う。
一発、裏、のない世界で、値段は偶発的な要素により大きくは動かない。
また、手牌に蓋をする、という選択肢が生まれないため、常に「受け」にまわれる。
だから、強い仕掛けであれば、「リーチと同様に場を制し」なおかつ
「和了にむかわない」などという、荒技も戦術としては存在する。
食い仕掛けは、リーチと違い「テンパイ宣言」をしない。
対局者は、リーチに対しては、「ふらない」ことに注意すればよい。
けれど、食い仕掛けに対しては
「ふらず、なおかつ、相手が、テンパイかノーテンかも考えなければならず、
さらにシャンテンであれば、鳴かれないように注意」しなければならない。
この、対局者に課すものの多さが、「食い仕掛けのメリット」である。
そのあたりを加味して、
①相手にどういう仕掛けをさらすか?
②テンパイをとって、そのあと、どのように値段を加えるか?
ここに注力して、強い食い仕掛けを心掛けたい。
まず、テンパイとイーシャンテンのメリットの差について、考えよう。
テンパイは、和了できる、というだけで、とてもとても価値がある。
しかも、テンパイ料も発生する。
「手に蓋をされること」のない食い仕掛けの世界では、テンパイをとったのちの、
手牌の変化を追う、「テンパイわたり」の効果が非常に高い。
この際、忘れてはいけない当たり前なことは、
「仕掛けて晒したターツは、もう変化させられない」ということだ。
例えば、ドラがピンズ②で親。
①⑨1234589中中北北
これを11,600点で仕掛ける。
まずこういう13枚にする。それが食い仕掛けるための準備だ。
仕掛ける場合は、中から。
シュンツから仕掛けるとすると、やはり「他家から想定できる役」が限定されてしまう。
まず、「トイトイ」がない、ということが他家に対して弱い。
(無論、場の状況によれば、食い仕掛けを、安くみせなければならない局面もある)
中を鳴き、打⑨
ドラ②なので、ピンズは⑨①と払う。
そうすることで、少しでもソーズの上を消して、ピンズに下を匂わせたい。
次に3ソウが打たれるとする。
①1234589北北 ポン中中中
本当ならば、6ソウをチーして、3ソウで和了したい。
けれど、テンパイが取れるので、この3ソウをチーする。
晒し方は、123だ。
345789北北 チー312 ポン中中中
そして、打①
これで、他家がピンズの②③を「切りにくい牌」だと感じてくれたのならばよいのだが。
とにかく、他家にチャンタを意識させる。
7ソウが打たれる可能性は低いけれど、ツモ和了も可能性はあるし、
なによりも、7ソウよりも「打ちづらい牌」が存在する(ピンズの下)ことが強い。
このテンパイのまま、7を和了すれば、5800点。
そして、7が打たれる前に、6ソウを引けば3ソウとふりかえて、
45689北北 チー312 ポン中中中
11600点にテンパイのままわたるのだ。
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