どうしようもないとき
何をやってもダメなとき、ってある。
ハーロック曰く、「そんな時は昼寝でもしてればよい。」
かっこいい。
人事を尽くして、天命を待つ。
[麻雀は、巡るもの、]良い時も悪い時もある。
不調とき、というのは、間に合っていないことが多い。
先制リーチを打っても、おいつかれてしまい、振り込んだり、
仕掛けて最速のテンパイとなっても、追いつかれて、詰まされる。
ムカついて雑になってしまうことも多い。
ここで必要となるものは、「卑屈ではない謙虚さ」だ。
その前提には、うまくいっているときにも、振り返る習慣を持つことが必要となる。
うまくいっているときは、問題ない。
実は、不調なときに、どう対応するか、が一番大切なのだ。
賽の目がどうしても、自分に不利に手続けるとき、
自分が、気を付けることは、「いちはばちかの勝負をしない」だ。
全然手が入らなくて、座して死す、みたいな状況でも、「通常の打ち方」は変えない。
攻め返す気持ちを心に括り付けて、そして、
必ずいつかおとずれるチャンスを待つ。
では、どうやって?
これは、難しいけれど、自分はまず、
①「打つと他人が楽になる牌を抱えて早目に落ちる」ことが多い。
そうすると、他家の状況に格差が生まれる。
格差が生まれると、そこにチャンスが生まれる。
他家に行くしかない状況を作っての横異動で、自分の状況を好転させることができる。
②もうひとつは、レンジを絞り上げる、だ。
たとえば、平素ならリーチを打つであろう手組を絞る。
リーチを打たない選択肢での応戦を考えて、打点<和了にシフトする。
平素なら、仕掛けないと叱られちゃう牌を見送る。
安全牌を保持して、安全エリアを待ちにして再度反撃を考える。
できる微調整はこれくらいだ。
それでも、ダメなら、勇気ある退店だ。
帰宅して、ヨコサワポーカーチャンネルをみながら、寝てしまおう。
ただ、仕掛けもリーチも全て神のみぞ知る。
天命に従う「完全先付け」だけは、何をやっても、どうにもならないことが多い。