ノータイム清一色

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麻雀を学ぶうえで、必須な資質。
あくまでも、私見なのだが、「謙虚」「素直」「誠実」。
この3つを兼ね備えている人間は、
とてつもないスピードで成長していく。
自分を守るために、虚勢をはったり、言い訳をしたり、ごまかしたりする人間は、ある一定のところで麻雀の成長はとまる。
もしかしたら、
それは、なにも、
麻雀に限ったことではないのかも知れない。
面前の清一色は、場の色の偏りと手組が合致したときに現れるアガリだ。
上家が、マンズチック。
自分は、タンヤオチュウのカン7
p。
こぼれてきた7pを拾うため、ノリノリで全ツッパだ。
対面が、ノータイムで打牌を重ねている。
おそらくこれは、下家へのマンズを絞っているからだ、と思う。
ノータイムにもほどがある。
例えば、ホンイツであれば、
字牌の選択で必ず一度は逡巡する。
清一色であればなおのことだ。
いくら、先日、逡巡しない清一色は、あがりやすいなんて話をしていたとしても、人間そんなに簡単に
「できるはずがない。」のだ。
清一色しかも親番。万が一にも、しくじることは、できない手組。
よしんば、愚形の清一色のテンパイが入っていたとしても、良形へのテンパイワタリへの確認のため、必ず止まる。ほんのすこしでも、リズムが変わったなら、撤退だ。
そういった、サインが全くないということは、「やるべきこと」が、すでに確定している、ということだ。きっと、下家に絞ることだろう。
対面が、逡巡するまで、気にしないでよい。
だが、この時にもっと、このツモ切りについて、少し考えるべきだった。万が一のテンパイについて。
七対子のテンパイでも、疑っていたなら、このあとの悲劇は起きなかった。もっとちゃんと考えるべきだった。考えなかった。疎かにした。
上家が、ノーテンの可能性が高い現在、私の仕事は、タンヤオチュウをあがることだ。
そればかりを考えていた。
7mを掴む。
これは、現在なら、300%通る牌だ。
「ロン」対面から、謎の声。
24000にささる。
本当に驚いた。
カン7m
「待ちが簡単でよかった。」の
言葉も添えられる。
みくびっていた。
たまたまや、偶然。
うっかりで済ませてよいはずがない。明らかに、自身の人読みに対する過信だ。
対面がやるべきことにしていたことは、おそらく「逡巡しないで打つ」ことだった。
「あがるために、逡巡しないで打つ」ことだった。
24000を払った後。上家に5800を振り込んで、私は星になった。
トビアりルール


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