代走にて [麻雀]

 当時、我々は極力なじみの店を作らないようにしていた。

理由は簡単。

場所が変われば気分も変わる。

とにかくいろいろな店で打ってみたかった。

セットで打つ分には、ゲーム代はそれほど気にはならない。

仲間内の勝ち負けは、置いといて、

とにかくみんなの財布の中に合計10000円あれば打てる、

その程度の感覚だった。

そのころ、20年前は、ピンの東風の雀荘が流行をしていた。

短い時間で、2から3万円をやりとりできるピンの東風は

サラリーマンにも大人気だった。

30分あれば、打てること、が最大の魅力だと聞く。

われわれは、いわゆる学生ご用達の雀荘は使わなかったから

今思えば、ジャンゴロたちのわきで、若者がセットを囲んでいる、

そういう風景は、すこし目を引いていたかも知れない、

とにもかくにも、新しく見つけた雀荘に、足を運ぶ。

今日は、仲間は5人だから、順番抜けだ。

「セットで、お願いします。」

そういって、声をかけた店員が知り合いだった。

この店員を店員Aとしよう。

「あ、こんにちわ。」

からはじまり、すこしハナシをして

「フリーでも遊びに来てください。」

の言葉を結びに、私は卓上の5枚の牌のうちの一枚をひく。

東から北までの4枚に白が一枚。

5分の1で、白を引き当てたのであれば、抜け番。

そのあと、東を引いた人間から、順番にぬけてゆく。

東をひいた私が抜け番の2回目の半荘。

抜け番で、友人のへたくそな麻雀を、

「へたくそだなあ」とおもいながら眺めていると、

その店員Aから、声がかかった。

局の途中で、どうしても抜けなければならないお客さんが出た。

代走をお願いできないか?

というのだ。

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