訊ねて欲しい。

どうして、カン⑤なんぞで、リーチにいくんですか？

なぜ、一発ツモなのですか？

 そう訊ねてもらえたことに、感謝する。

つかさ会は、麻雀の勉強をするための場所。

疑問に思ったことを、ガンガン質問してもらいたい。

疑問に思っていることがあっても、訊ねてくる人間は数名だ、と感じる。

そして、その数名の成長のスピードは早い。

もしも万が一、こんなことを質問して恥ずかしい、などど思っているのであれば、

それは、思い上がりである。

疑問を放置することは、麻雀への冒涜だ。

もちろん私に対する質問でなくても構わない。

対局者同士の意見交換でもよい。

ダイアログから、人は自分の意見に責任を持つことを覚える。

他人の意見により、自分の思考を客観的に精査することができる。

何度も繰り返すけれど、「つかさ会」は麻雀の勉強をする場所だ。

こちらは、充分ではないかも知れないけれど、

全ての打牌に対して必死で答えを準備している。

麻雀の対するその責任を果たすために。

私なりに、それなりの犠牲を払っているつもりだ。

ただの一度も手を抜いたことはない、つもりだ。

願っているのは、みなの成長だ。

これだけは、ゆるぎなく変わらない。

私には、その場所を作ることしかできない。

ひとりの力では、みなが勉強できる場所を作ることも、守ることも困難だ。

つかさ会が、ただ麻雀を打つだけのサークルになるのであれば、意味がない。

人生の時間を空費することには意味がないからだ。

麻雀は、死ぬまでの暇つぶし、などではない。

現在を真摯に生き、未来へ繋ぐことのできる「強靭な思考」を養う勉強の場だ。

厳しいことを、強要している、とは思わない。

勉強は、強いて勉める、と書く。

一日にほんの一時間でいい。

ペンとノートを準備して、自分の麻雀を書き出し振り返って欲しい。

楽であることには、何の価値も存在しない。

何もそれは、麻雀に限ったことではない。

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三三三４５５６６７８８９９

親番

こんな形のテンパイ時にリーチが刺さり、場に2枚とんでいる⑥を掴む。

三三三⑥４５５６６７８８９９

打てないので打９ソウ。

そして、数巡のち、④を引く。

９ソウ切り即リーチ。

・専攻リーチ者の待ちが、③⑥だとして、もういちど③を引く確率と

⑤をツモる確率は同じくらい。

・親なので、振り込んだ点数とツモラれた時の得点はそんなに変わらない可能性もある。

　例えば、リーツモドラドラ、だと親は３９００点払い。

　　リーチドラドラだと５２００点払い。

・まだ、東場だ。ここは、振り込んでもまだ未来がなくなるわけではない。

　むしろ、戦うときに戦わないほうが、未来を失う。

・３枚目の⑥に④がくっついた、ということは、

　④に３枚目の⑥がくっついたこととほぼ同じ価値。

　⑤は、あと３枚いる。（すくなくとも１枚はいる）

　もし、⑤がどこかに固まっていてば、情報の少ない場の状況から鑑みて

　リーチに対して他家から、ピンズが打ち出されてもおかしくない。

　ということは、ピンズは固まっていない可能性が高い。

・もし、先制リーチがかかっていなければ、このカン⑤のテンパイはない。

　リーチによってもたらされたテンパイ。すなわち場に符合したテンパイだ。

これらの理由から、リーチを打った。

一発ツモは、単なる結果であり、形而下の事象にすぎない。

そして、同卓者はこの和了を見て、リーチによってもたらされた和了であること、

を見抜かなければならない。

つかさ会は、５月１０日、午前１１時から

パラダイスロスト本家↓

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