都市伝説の手役 [麻雀黙示録]
*今回の対局は、赤ナシ一発ウラ有です。
けいくん超人は、クリーンファイトを好む正義麻雀超人だ。
だけど、オラは人間ズラ。
とてもじゃないけれど、クリーンファイトでは、ゴロ超人には太刀打ちできない。
捨て身の残虐ファイト!これしかない。
ゴングが鳴り、中国麻雀超人が東家。私は南家。
西家にも中国麻雀を極めんと努力している若者が鎮座したが、かれはまだ超人ではない。
そして、トイメン、すなわち北家にゴロ超人だ。
私はゴロ超人の麻雀の傾向を拾い取るため、最初の半荘は「見」にすることにした。
ゴロ超人は、一打目に、北、2打目に西。
私は、北、と西を手の内に留めて、
ゴロ超人が将来必要となる可能性の高い牌から河に切りだす。
その私の打牌に対する反応を見たいからだ。
けれど、ゴロ超人の視線は「焦点定まらず」といった感じ。
淡々と牌を捌いている。
中国麻雀超人が、
「ルービー!もう一杯!」と良くとおる発声をした。
前回のルービーから、3分と経っていない。
おそろしいほどのアルコール吸収能力である。
わたしは、対局中は基本飲物は飲まない。
そのお店の持ち味を鑑みてコーヒーを頼むことがあるけれど、それは結構ムリをしている。
飲物に気を散らすことが、もったいないからだ。
そんな余裕があれば、他人から少しでも情報をくみ取ったほうがよい。
だが、そんな風な私の様子を総じて「余裕がない」と判断され、
精神的に風下に立つことは、ノーサンキューだ。
わたしは、「メロンソーダ」を発注する。
「メロンソーダ」のエメラルドグリーンのきらめきは、何かを連想させ心が落ち着く。
東一局から東三局までを鑑みるに、ゴロ超人は、どうやらタンピン形がお好きなようだ。
日頃、赤5環帯の麻雀を打っているからだろう。
手の内から、2や8といった数字の牌が降り替わって出てくる。
さらに(間に違う牌を織り交ぜながら)字牌のトイツが払われていた。
これは、デフォルトとも言える赤有麻雀の典型的な打ちスジ。
昭和の「カン先麻雀」ではない、ということだけは間違いない。
東ラス。
中国麻雀超人が、「お花を摘みにいってきます!」と発声をして、半荘の途中で離席。
突然、小休止となる。
私は、考えを整理する。
「相手の必要なところを先に切り倒して、
相手の不要なところで、狙い撃つズラ!」
それに、最適な必殺技を私は知っている。
そう、都市伝説となっている、あの最強の複合役である。
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