ジュンチャン三色(赤あり麻雀3) [九州麻雀ほうろうき]

次の半荘もひどいものだった。

南場三局で、19000点。

押され続けて、この形。

12巡目

一二三赤五①⑦⑧⑨122399

ドラ⑧

ここで、掴んだ赤五。

さすがにこれはやりすぎかな、と逡巡する。

トップ目争い参加の権利は、3900点以上。

無理に高くする必要もない。

四や六引きで、マンガンが見える赤五ワンを切り飛ばすことは、やりすぎではないだろうか?

最高形を目指していた過程での充分形だ。

この局まで、形を追い続けてきた。

ドラが123789、字牌の場合、チャンタばかり考えていた。

ここまで精一杯組んできたけれど、今一歩、他家に遅れている。

「他人の力が必要なのか。」

どうする?赤五はいかにも、親番の下家が欲しそうな牌。

鳴かせて、ツモを変えてもらう、という選択肢もある。

2ソウであっても、親番の下家は仕掛けてくるかも知れない。

親があがればもう一局。

マンガンを親にツモられたとしても、次局マンガンを和了すればよい。

3900点のハードルが、8000点に修正されるだけだ。

ここが、分岐点だ。

今回の正念場。

2ソウか、五ワンか?

考える。

2ソウをチーされて、

一二三①②⑦⑧⑨12399

のテンパイが入ったとして、赤五ワンは押せるだろうか?

2ソウも五ワンも危険なのに・・・

どちらも押して、自分があがれるというのは、ムシがよすぎる気もする。

決断する。2ソウを切る。

理由は、親番の鳴きの選択の条件に

「赤なら、鳴く」

という意志決定が準備されている可能性もある。

二,五ワンや、2、5ソウを受けるターツがあるとして、

揺るぎなく仕掛ける選択ができるのは、赤五、5だ。

2ソウなら、仕掛けてこないかもしれない。

自分のテンパイ前に、自分が闘える形ではないのに、相手に意志決定をさらに促す牌を切り飛ばして、

そのあと、自分にどんなテンパイが入ったとしても、そのテンパイは間に合わないだろう。

だって今回はずっと、間に合っていないのだから。

それに、もし、この五が赤でなかったとしても、やはり2ソウを切るだろうから。

ここで、赤を切り飛ばすことはやりすぎ。

だって、他の人間には、赤ドラなのだから。

もし2ソウを下家に仕掛けられたならば、赤五を軸に組む。①を払う。

チャンタ同様美しい、ピンフでいこう。

2ソウを切る。

下家動かず。

ツモ②

一二三赤五①②⑦⑧⑨12399

ツモ16000点

赤五を切って、ノータイムリーチ。

下家の親が仕掛ける。

その仕掛けで、トイメン(南家)にもテンパイが入り、追っかけリーチ。

赤五から切っていれば、親に仕掛けられ、このテンパイにたどりつけていない可能性が高い。

おそらく、あと1枚あるか、どうかの、ペン③。

これをあがれたなら、あとは、もう闘えるだろう。

下家が四をツモ切り。

トイメンが三をツモ切り。

一二三四赤五⑦⑧⑨12399

下家が仕掛けなければ、すなわち2ソウから切り出していれば、

このテンパイが取れて3000、6000をあがっていたのか・・・

けれど、どの選択でも和了できていた可能性もある。

結果どうあれ、精一杯考えた結果だ。

もう、タラレバはよそう。

これは、厳しいな。やってしまったかな。

自信はない。

③が来る。

僥倖。

嬉しかった。

リーチ後、とてつもない危険牌をツモ切るも刺さらず、私は③をツモあがる。

裏ドラなどいらない16000点。

これが功を奏し、この半荘はトップとなる。



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:クローバーについて

クローバーは、今週も金曜日。

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