八種十牌 [TSUKASA会]

一一二四②⑧19東南南北発中

このような配牌を親でもらったとする。

八種十牌

ドラは二

この配牌は果たしてどうなのだろうか?

よいのだろうか?

良くないのだろうか?

私の答えは「悪くない」だ。

楽に和了することを目的にするのならば、これほどひどい配牌は存在しないかもしれない。

けれど、麻雀は和了することだけが目的ではない。

この配牌。

字牌は何を重ねてもワクワクするし、しっかり組めばほぼ12000点となる。

この配牌の意味を考える。

麻雀の神様が、

「私なら、この配牌を最大限に活かせる、」と信じて巡り合わせてくれたのではないか?

人生に、その人に乗り越えることのできる試練しかおとずれないのと同じように。

麻雀の局面に同じものは存在しない。

一期一会、奇跡のようなめぐり合わせだ。

そう考えると、この牌姿もたまらなく愛しい。

よくぞ、巡り合えたとさえ思う。

そして、ワクワクする。

ひとつのツモが牌の形を変えてゆく。

その変化に心が躍る。

配牌は、人生でいえば、生まれ持った才能のようなもの。

生まれながらに裕福な人間もいる。

けれど、それが全てではない。

麻雀も配牌に意味はあるが、価値はない。

また心のあり方で、牌姿もいかようにでも感じることができる。

楽な配牌なときだけ和了に向かう、などどいう不誠実な麻雀では、心が揺れて戦えない。

楽な麻雀からは、何も生まれない。

楽な麻雀には価値がない。

楽な人生に価値がないのと同じだ。

ちなみに、この牌姿は、

一一88南南南   ポン北北北 ポン四四四

に8ソウのロン和了で、3900点となった。

高得点には程遠いけれど、このあと「戦える気持ち」の湧く和了だ。

他家からこの和了だけをみれば、

「配牌からトイツが多かったのかな?」

などど思われるかも知れない。

「配牌から和了までのドラマ」は牌と打ち手だけの物語。

心に括りつけ、次の局へ向かう。

私は、麻雀を打っているのではない。

牌の力を借りて打たせていただいているのだ。

一ワントイツでいてくれてありがとう。

南アンコウになってくれてありがとう。

そのツモに勇気をいただく。

「無駄にはしないから」

と心に刻みながら。


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つかさ会

5月13日は午前11時より、開催。


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