とあるトイツのトイトイホー

トイトイホーが好き。

なんだかんだで、１２０００点が見える、トイトイホーが好き。

配牌。

１４０００点持ちの東３局、親。ドラ一ワン

七八八九九①①⑨２４５８白。

いつものように、２、３枚ツモる。

⑨、２ソウ、８ソウをツモってくるようであれば、トイトイ。

チャンタとトイトイの２本立て。

３ソウ６ソウでピンフ。ドラの一ワンを持ってくるようならば、チートイも考える。

ツモ①

望外のツモ。

方向性を示す牌。

打５ソウ。

ピンフが消え、チャンタとトイトイ、チートイとスーアンコー。

テンパイ優先の牌効率には反するけれど

５．６巡先をみれば、４５のターツが埋まると、ペン七のリーチイーペーコーしか役がなくなる。

せっかく①ピンがアンコウになったのだ。ここを最大限に生かしたい。

これだけの材料をもらい、最弱のテンパイの可能性はいらない。

とにかく、偶数牌をツモれば、トイトイ確定だ。

七八八九九①①①⑨２４８白。

待望のツモ２ソウ。チャンタ否定のツモだが、ドラが一なので他家からはチャンタに見えてくれてよい。

これで、マンズから仕掛けていく下準備が整った。

ドラ色のマンズに見せかけながら、最後は２ソウで討ち取る。

最低３９００点の仕掛けとなるが、他家に見せる幻想は最強レベルだ。

そして、場には安いピンズ。

①のアンコウが受けとして使え、私の手牌を攻守に長けた最強の１３枚にしてくれている。

この①アンコウは武器になる。

七八八九九①①①⑨２２８白

九が出る。ポン打８ソウ

七八八①①①⑨２２白　　　　ポン九九九

ドラが一ワンなので、ホンローやチャンタ、そして、マンズのホンイツには見せかけたい。

ツモ⑧

ツモきり

ツモ白

打七

八八①①①⑨２２白白　　　　ポン九九九

できるだけ、ホンローに見せかけたい。

だが、この打七ワンで、八はまずもう出てこない。２ソウ狙いとなる。

７７００までみえる。

トイトイ白。

このように、仕掛けた後、形や値段や打牌の価値が上昇する仕掛けはよい仕掛けだと思う。


白が打たれる

ポン　打⑨

八八①①①２２　　　　ポン白白白　　　　ポン九九九

ツモ①

アンカン

八八２２　　　アンカン①①①①　　ポン白白白　九九九

このアンカンで、晒している部分から

ホンロートイトイ白ドラドラドラを、想像させる。

この２４０００点が見える仕掛けにむかってくることのできる人間はいない。

ドラの一ワンを固めて持っている他家もいない様子だし。

もし、それができるくらいならば、とっくに捌かれている。

この①カンには

・相手へのプレッシャー

・７７００点をテンパネで１２０００点へ。

の意味を持つ。

単騎待ちも含めて全ての牌に、和了される可能性がある。

私が他家なら、ここまで仕掛けられた地点で、オリを選択する。

しかも、待ちは２ソウと八。

２ソウはとれる。

結果、意外にも八ワンロンで、１２０００点

七八八九九①①⑨２４５８白。

この配牌が、食い仕掛けて１２０００点になる。

親番のトイトイは、かなり価値がある、と私はおもうのだが。


「つかさ会」は、今週の１１月１０日午後1時よりフォーン・アツッギのよつば会にて。


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