10倍の勇気 [哲学する麻雀]
勇気とは、恐ろしいと知りながら、立ち向かうことが出来る心の強さ、という。
さらに、言及するならば、、
勇気とは、恐ろしいと知りながら、立ち向かい、遂げることができなくても、
結果を受け止めることの出来る心の強さだ。
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麻雀。
人それぞれに目的があるし、温度もあってしかるべき。
①麻雀の内容を何よりも大切にする人と、
②麻雀で楽しい時を過ごすことを大切にする人。
この両者は本質的に相容れない。
②の麻雀に、勇気も苦しみも必要ない、小賢しい論理的思考は余計なお世話だ。
①の麻雀に、人当たりのよい言葉やコミニュケーションは迷惑でしかない。
良い、悪いの問題ではない。
冷静に考えてみれば、解ることなのだけれど。
こんな簡単で当たり前のこと。
だけど、気づいてはいたけれど、認めたくなかった。
麻雀の本質が、物事の真実を知る所作であること、その探求の喜びは共有できること。
それ、を信じていたかったから。だからこその、この道程だったのだが。
けれど、まあ、これも、もといこれこそ、私のエゴだ。
結論からいうならば、私のこの1年は、間違っていた。
①の麻雀のみ、大切にしていた。
だが、
物事の真実を探求するなどと、ほざくならば、
楽しむことを、目的とする麻雀もある、ということもまた、大切にしなければならない。
もっといえば、楽しませる麻雀もあるということ。
返せば、懐を広く持ち、全ての事象そのものを受け入れることでしか、見えないものもあるはずだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昔、ひろりんと、初心者のおばあさまの麻雀を後ろから観戦していた。
一一一②③④⑦⑧⑨23344
この聴牌から、おばあさまは、2を切りリーチ。
3を一発でツモる。
「ひどいですね」
そう、吐き捨てるように耳元で囁く私に、ひろりんは
「いや、わしには、まねできん。これは、これですごいことじゃ。
んー、きっと感じるものがあったんじゃろ!今の、あんたには、わからんじゃろうなあ」
と、感嘆の想いを口にする。
「わからないし、わかりたくもありません。」
と、きっぱり答えたことを、覚えている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
思えば
ひろりんは、いつも事有ることに私に、
「もっと、もっと、限りなく大きく、物事を捉えなさい」
と叱咤してくれていた。
今なら、少しわかる気がする。
けれど、自分の願う麻雀ではないものを、果たして大切にできる器が私にあるのか、は疑問だ。
結果、麻雀に対して色を失うならば、それまでのハナシだ。
そうであれば、
残念ながら、ひろりんの選択肢と同じように
わたしも「20数年の麻雀との付き合い」の幕を閉じるだけのことだ。
奇しくも
勇気を持って、大切なものを賭けて、挑むべき戦いとなった。
ともすれば、現在の自分に相反する者を受容することこそが、勇気なのかも知れない。
ほうろう、えぬぐたん。↓
http://n-guchi-1219.blog.so-net.ne.jp/2011-12-19
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http://tsumatetsu-777.blog.so-net.ne.jp/
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さらに、言及するならば、、
勇気とは、恐ろしいと知りながら、立ち向かい、遂げることができなくても、
結果を受け止めることの出来る心の強さだ。
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人それぞれに目的があるし、温度もあってしかるべき。
①麻雀の内容を何よりも大切にする人と、
②麻雀で楽しい時を過ごすことを大切にする人。
この両者は本質的に相容れない。
②の麻雀に、勇気も苦しみも必要ない、小賢しい論理的思考は余計なお世話だ。
①の麻雀に、人当たりのよい言葉やコミニュケーションは迷惑でしかない。
良い、悪いの問題ではない。
冷静に考えてみれば、解ることなのだけれど。
こんな簡単で当たり前のこと。
だけど、気づいてはいたけれど、認めたくなかった。
麻雀の本質が、物事の真実を知る所作であること、その探求の喜びは共有できること。
それ、を信じていたかったから。だからこその、この道程だったのだが。
けれど、まあ、これも、もといこれこそ、私のエゴだ。
結論からいうならば、私のこの1年は、間違っていた。
①の麻雀のみ、大切にしていた。
だが、
物事の真実を探求するなどと、ほざくならば、
楽しむことを、目的とする麻雀もある、ということもまた、大切にしなければならない。
もっといえば、楽しませる麻雀もあるということ。
返せば、懐を広く持ち、全ての事象そのものを受け入れることでしか、見えないものもあるはずだ。
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昔、ひろりんと、初心者のおばあさまの麻雀を後ろから観戦していた。
一一一②③④⑦⑧⑨23344
この聴牌から、おばあさまは、2を切りリーチ。
3を一発でツモる。
「ひどいですね」
そう、吐き捨てるように耳元で囁く私に、ひろりんは
「いや、わしには、まねできん。これは、これですごいことじゃ。
んー、きっと感じるものがあったんじゃろ!今の、あんたには、わからんじゃろうなあ」
と、感嘆の想いを口にする。
「わからないし、わかりたくもありません。」
と、きっぱり答えたことを、覚えている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
思えば
ひろりんは、いつも事有ることに私に、
「もっと、もっと、限りなく大きく、物事を捉えなさい」
と叱咤してくれていた。
今なら、少しわかる気がする。
けれど、自分の願う麻雀ではないものを、果たして大切にできる器が私にあるのか、は疑問だ。
結果、麻雀に対して色を失うならば、それまでのハナシだ。
そうであれば、
残念ながら、ひろりんの選択肢と同じように
わたしも「20数年の麻雀との付き合い」の幕を閉じるだけのことだ。
奇しくも
勇気を持って、大切なものを賭けて、挑むべき戦いとなった。
ともすれば、現在の自分に相反する者を受容することこそが、勇気なのかも知れない。
ほうろう、えぬぐたん。↓
http://n-guchi-1219.blog.so-net.ne.jp/2011-12-19
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2012-06-27 20:14
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コメント(3)
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内田、以前王座戦て対局の予選に参加したときに、一般のおばあちゃんと打ったんですよ。もうお名前も失念してしまった関西からわざわざ東京まで来た方なんですけど。
ちなみに王座戦てトーナメントの戦いで、上の二人勝ちで、下の二人が負けっていうシンプルな評価方法で、まあ、そこに人為が肉付けされる個人的には好きな評価方法だったんですけど。
んで、試合のふたを開けてみたらおばあさんがアガる、アガる!!あっという間に一人が当確ランプの展開で、残りの一議席を三人で争う感じになっちゃて。
そっからも手を緩めないんですよね。そのかた。
ラス目のリーチに無筋連発してハネマン引きアガったり。
正直、その時打ってる立場としてうっとうしいなぁと思っちゃいました。別にそこまでしなくても勝てるじゃんと。素点は全く評価されない対局なんですよ。後は争ってる当事者同士に任せてよ。みたいな。間違って役満打ったらどうすんのよ。みたいな。
んで、その対局何度目かのオヤマン引きあがったときに運営していた知り合いが誰に言うわけでもなく、
「強い!」
って呟いた声が聞こえたんですよ。
その後の対局の結果は記憶から消し飛んでいるんですけど、対局終わった後にその運営者の知人と飲みに行って遠巻きに避難したのを覚えてます。運営者としてあれはないだろうって。
その知人はとある競技団体のベテラン選手で、そんなことわからない人では全然ないんですけど、その時の返事が、「だって、強かったやん。」
うん、確かに強かったよね。
対局のテーマに合っているとかクレバーな試合運びとかそんなことは置いといて強かったね。
わざわざ関西から対局に参加して自分のできるマージャン全力で打っていたよね。
それって実は素晴らしい事じゃないのかな。みたいな。
こういうのもマージャンなんだなぁと、素直に自分に消化できたときにちょっとマージャン強くなった気がしたことがありました。
昔、昔の対局のお話でした。
コメ汚し、ご無礼。
by 内田 (2012-06-27 23:21)
あっ、でも、内田はマージャンは競技という前提でとらえてますよ。
パン屋に菓子パンがあってもいいけど、イースト菌や酵母にこだわった正統なパン本来の味が好みだなみたいな。
by 内田 (2012-06-27 23:40)
コメント
ありがとうございます。
勇気づけられました。
by ゆうゆう (2012-06-28 00:20)