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補強の一枚 [めがほむ麻雀教室]

 4つのメンツのたねと、ひとつの雀頭候補を探すこと。

わたしが、このことに気づいた理由は、まずいつどこからリーチがささっても

それに対応できるように安全な牌を持っていたい、と思うようになったから。

やがて、その安全な牌の働きの強さに気づき

「より強力なテンパイへわたるための牌」と意識するようになってから

麻雀の思考のステージが(自分で言うのもなんですが・・)ひとつあがった気がする。

(七対子以外は、)基本、4ブロック1雀頭で組むものである。

:::::::::::::::::::::::::::::::

七九①②③④④⑥2368中中 ドラ①

この形は、5ブロック1雀頭。

だから、ひとつメンツ候補を見切って、他のメンツの補強に使いたい。

では、どのメンツを見切るか?

ひとつひとつ考えてみる。

●まず、七九

これは、カンチャンではあるけれど、尖牌を使っているターツなのでそんなに悪くない。

ここを仕掛ければ、ドラが①ということもあって、

他家にチャンタの仕掛けを思わせることができるし・・・

 ●次にピンズの複合形①②③④④⑥

これは、中を仕掛けた際④が雀頭候補になること、

ドラの①を受けることができる形だということ

①②③④④⑥にツモ①で→①①②③④⑥

から、非常に優秀な形。ここは触りたくない。

●23のソーズターツ。これは、尖牌を擁したA級の両面。

しかもドラが①なので、1ソウチーで他家にチャンタを思わせるけん制を

仕掛けることもできる。

●中は、仕掛けることもできるし、安全牌にもなりやすい牌だから大切。

●68のソーズターツ。

 これは、どうだろうか?5ソウを引くと両面になるのだけど・・

ということで、68のターツを外すことになるのだけれど、8ソウから外す。

瞬間的に7ソウ引きによるメンツ完成がなくなるけれど、

それはロスとは考えない。

6ソウに5ソウを引いて、56の両面ターツとなればそれは活用できる。

私はこの手組をチャンタにワタるつもりだけれど、5ソウをひけばチャンタは見切る。

ドラが①

①②③七九23中中

もう3つのブロックと雀頭がチャンタ含みなのに、

チャンタを見ないなんてありえない。

では、シャンテンスウを落とさずに、どうわたるのか?

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DSC_1035.jpg

8月2日、午前11時から

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4ブロック1雀頭 [めがほむ麻雀教室]

(七対子以外は、)基本、4ブロック1雀頭で組むものである。

:::::::::::::::::::::::::::::::

この「めがほむ麻雀教室」は、初級者の方のためのコーナーです。

勉強をしていらっしゃる人の中に 

「簡単なんだよ!こんなの!」

とおもう方もいらっしゃるかと存じますが、麻雀の一打の理由が、簡単かどうかなんてことは、

その問題を解いているその人が決めること。

DSC_1035.jpg

さて、ここから何を切るのか?

ドラは①ピンです。

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瞬間的な判断 [めがほむ麻雀教室]

 麻雀は、囲碁や将棋とは異なり、

自分の持ち時間というものがない。

これは、すなわち、考えずに切る、ということがその大前提にあるからだ、

とわたしは解釈している。

逡巡することは、他家に迷惑をかける行為なのだ、という当たり前のこと。

60分打ち切りの麻雀大会に参加をしたことがある。

南家で、親番を2回はこなせるだろうと考えていたなら、

トップ目の上家が、毎回ツモるたびに長考。

4枚目の北を切ることについても長考。

ひたすら長考されてタイムアップ。

私の親番は回ってこなかった。

ああ、本当にこういう残念な人間が、プロだってゆーんだから、世も末だな、と思った。

麻雀以前の問題だ、と思ったし、チョー論外だなーと思ったし

本当に頑張っている他のプロがかわいそうだな、とも感じた。

麻雀は、例えば極端なハナシ、その一打に1時間かけてもよい、

というのであれば、必ず後悔の少ない打牌を打つことができる。 

けれど、そうではない。瞬間的に打牌を精査するから、困難だし、価値があるのだ。 

四四七八③⑤⑦⑧⑨33789

純粋にテンパイのワタリを考えるのであれば、3ソウ切りのほうがよい。

四四七八③⑤⑦⑧⑨3789

そして、その3ソウに2ソウ、もしくは1ソウがくっついた場合。

四四七八③⑤⑦⑧⑨13789

ここからは、打⑤とする。

これも、前回の四ワンと3ソウどちらのトイツから、払うのか?

に近い理由で、打⑤

⑤残しは、⑥を引いた際に、⑤⑥⑦⑧⑨

3ソウ残しは、4ソウを引くと、34789

⑤切りのほうが、⑦を一枚使っている分、分が悪い。

四四七八③⑦⑧⑨13789

こうしておいて、②を引けば、13のターツを払っていくことになる。

さて、ハナシを戻すけれど、

四四七八③⑦⑧⑨13789

ここに、一ワンなど、ヤオチュー牌をツモってきた場合、

その一ワンなどのヤオチュー牌をチャンタへのワタリを打つ牌として、手の内に置く。

一ワンをつもっていたとしよう。

打③で以下の形

一四四七八⑦⑧⑨13789

ここにもう一度一ワンを持ってきたなら、

一一四四七八⑦⑧⑨13789

四を切ってチャンタにワタルだろう。

一一四七八⑦⑧⑨13789

こうなれば、1ソウで、ターツを補強したりして

チャンタ軸のピンフに組むことができる。

一一七八⑦⑧⑨113789

こういうワタリを打ってチャンタになる可能性はほんのわずかだけれど、

そのほんのわずかを、しっかり予測できているか?が大切だとおもう。

イーシャンテンでも、雀頭は取り換えることができる。

イーシャンテンは12枚の確定牌と1枚の遊び牌で構成されることが多い。

であれば、この遊び牌の1枚にどれほどの仕事をしていただけるかどうか?

こういうことは、考えなくてもできなければならない。

瞬間的に判断できないと、ダメだ、と私は思う。

その為にはやはり、常日頃から、勉強をすることだ。

対局中の出来事を帰宅後精査。

この繰り返しが大切なのだ。 

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しっかりワタリを打てるかどうか? [めがほむ麻雀教室]

四四七八③⑤⑦⑧⑨33789

ここから、何を切るのか?

ダイレクトなピンフテンパイがあるから、

四ワンか、3ソウをはずずことになるのだけれど、

純粋にテンパイのワタリを考えるのであれば、3ソウ切りのほうがよい。

四四七八③⑤⑦⑧⑨3789

こうしておけば、2ソウや4ソウを引いたときに

四四七八③⑤⑦⑧⑨23789

受け入れの牌が、六九と14

四四七八③⑤⑦⑧⑨34789

受け入れの牌が、六九と25

尖牌を跨いだ強めのピンフに形を組み替えることが可能になる。

これを、打四ワンとすると、

四四七八③⑤⑦⑧⑨33789(ここから、打四ワン)

五ワンを引いたときに

四五七八③⑦⑧⑨33789

となり、受け入れの牌が三六九ワンとなり、

3ソウ切りの場合と比べて、一枚数が少なくなる。

きついことをいうようだけれど、こういうことは

「考えずにノータイムでできなければばらない。」と私は思う。

けれど、観戦をさせていただいていて、

やはりみな(現地点では)目の前にあるものしか見えていない。

ちなみに、

四四七八③⑤⑦⑧⑨33789

ここからの3ソウ切りは、可能性は薄いけれど

あのチョー強力な手役も見据えることができる。

そう、みんな大好きな「チャンタさん」、である。

「ここから、チャンタがあるから、3ソウ切りだよね?」

と、おはなしさせていただいたら、

「うそつけ!」

な雰囲気になって、ちょっと引いた。

4メンツの内、七八⑦⑧⑨789

と3ブロックがチャンタチックなのに、それを見据えないのはおかしい。

ピンフを軸に三色を見据え、なおかつチャンタへわたってゆく。

そういう手組の13枚。

 また、ツモの展開によっては、ピンズのイッツーも遠いけれどあり得る。

だから、全く考えることなく当たり前に3ソウを切って、

「ああ、今日の甲子園、どうだったかなー?」

などど、余計なことを考えるくらいの余裕があってもよいくらいだ。

対局中の時間は、他人の思考を読むために使うものだ。

自分の手牌のことに、時間を使っていたのであれば、

とてもではないけれど、間に合わない。

四四七八③⑤⑦⑧⑨33789

簡単である。ここから、何を引けばチャンタにワタることができるのか?

その牌を考えて、シャンテンスウを落とさなければよいだけだ。

そして、そのイーシャンテンの間に、いかに手役を成長させることができるか、

が麻雀の厚さに繋がるのだ、と私は思う。

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たんやおで銀河を震わせよう! [めがほむ麻雀教室]

 まず、タンヤオありきな、私は五ワン切り。

いーぺーこーが好きな人は、五ワンには手を掛けないかも。

でも、五ワン切らないと、三色が難しいとおもうのん。 

今回の問題。

三四五五④⑤⑥⑥⑦4567ツモ③  ドラ②

ここから、⑥を切った人の中には、

数年前に出したこの問題↓で、3ソウを切った人もいた。 

三四五六七③④⑤⑥⑦3455

ここから、3ソウ4ソウと切って、雀頭を5ソウに固定。

それに合わせて、マンズ、ピンズの他面待ちを固定。 

三四五五③④⑤⑥⑥⑦4567

ここから、⑥ を切って五ワンに雀頭を固定。

それに合わせて、ピンズの他面待ちを固定。 

これらはおそらく同じ思考パターンだ、と推察される。

このことから、以下のことを勝手に推察してみたのん。。

①他面待ちが好き

②麻雀の手組は雀頭固定から 

③タンヤオよりピンフのほうがえらい

この固定観念を払拭しなければ、どんなに失敗をしたところで、それを失敗だ、とは思わないだろう。

まず、ソーズ。 

⑥を切って、3ソウを引いたなら?        五ワン切りの場合

三四五五③④⑤⑥⑦34567        三四五③④⑤⑥⑥⑦34567 (⑦切りでテンパイ)

5ソウを引いたなら?

三四五五③④⑤⑥⑦45567        三四五③④⑤⑥⑥⑦45567 (⑦切りでテンパイ)

6ソウを引いたなら?

三四五五③④⑤⑥⑦45667        三四五③④⑤⑥⑥⑦45667(⑦切りテンパイ)

8ソウをひいたなら?

三四五五③④⑤⑥⑦45678       三四五③④⑤⑥⑥⑦45678(⑦切りテンパイ)

⑥ピン切りの場合、ソーズは47ソウを引かない限りテンパイにならない。 

 また、47ソウを引いたとしても、

三四五③④⑤⑥⑦44567 

三色はつかない。

では、次にピンズ

⑥を切った場合

②ピンドラを引いたなら? 

三四五五②③④⑤⑥⑦4567        三四五②③④⑤⑥⑥⑦4567        

五切りで、タンヤオドラ1             ⑥切りで、タンヤオドラ1

7切りで、 タンピンドラ1けれど、待ちは三四五五

の亜両面 

③を引いたなら?

三四五五③③④⑤⑥⑦4567        三四五③③④⑤⑥⑥⑦4567

                            4.7ソウ切りで、タンピン

⑤を引いたなら?

三四五五③④⑤⑤⑥⑦4567        三四五③④⑤⑤⑥⑥⑦ 4567

                            ③⑥切りでタンヤオ

⑥を引いたなら?

三四五五③④⑤⑥⑥⑦4567       三四五③④⑤⑥⑥⑥⑦4567

                            47切りで、タンピン 

⑧を引いたなら?

三四五五③④⑤⑥⑦⑧4567      三四五③④⑤⑥⑥⑦⑧4567 

                          47切りでテンパイ

⑥切りは、②⑤⑧引きでしか、テンパイがとれない。

また、五ワン切りは、マンズ引きでのテンパイがなくなるが、

マンズテンパイは、四と六引き以外嬉しくはないし、なおかつ三色がどこにも見えない。

三四五五→三四五五六

      →三四四五五

五ワン切りは、まずタンヤオという 13枚役をしっかりと見据えることができる。

そこから、ピンフ、三色と、手役を複合させてゆくことができる。 

⑥切りは、三色を見落とした一打であり、なおかつ、タンヤオ→ピンフではなく

ピンフ→タンヤオの手組といえる。 不安定ないーぺーこーがほの見える。

大切なことは、⑥を切って、③⑥3568をツモって裏目を引いたときに、

そのことを、しっかりと覚えていることができるかどうか?だ。

何も気づかずにツモ切ってしまってはいないだろうか? 

五ワン⑥ピン4ソウ7ソウ。

途中端折ってしまいましたが… 

どれを切ったとしても間違いではない。

けれど、 その一打によってどのような変化があるのか?

自分の一打には どういうメリットデメリットがあるのか?

それを、しっかりと自分のものにできているかどうか?それが大切なのだ。

それが形に強くなるということ、ではないだろうか?

また、さらにアレンジを加えて、④⑦引きの場合とか、2ソウ引きとか、9ソウ引きとか

いろいろなパターンを考えてみる。

形を自分のものにしよう。

対局の中で、自分の学んだ、習得した形に出会うこと、それは 

あたかも見知らぬ町で彷徨っているときに、信頼のおける友人に出会うような安心感がある。 

そして、それが自信に繋がり、それは、新しい気づきと思いやりに繋がるのだ。

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何を切っても正解じゃよ。 [めがほむ麻雀教室]

 この「めがほむ麻雀教室」は、初級者の方のためのコーナーです。

勉強をしていらっしゃる人の中に 

「簡単なんだよ!こんなの!」

とおもう方もいらっしゃるかと存じますが、麻雀の一打の理由が、簡単かどうかなんてことは、

その問題を解いているその人が決めること。

また、今回の記事は、辛辣です。

「勉強をしなさい」とまるで、あさりちゃんのママや、のび太のママのように繰り返していますが、

それは、「麻雀の勉強をすることは、とても楽しいから」です。

その為には、「疑問を復習して」「自分の教養として」しっかりと積み重ね

刻み付けるべきだとおもうのです。 

:::::::::::::::::::::::::::::::: 

ひろりん師匠から麻雀を教わっていた間、私は、対局中に絶対に逡巡をしないように心がけていた。

麻雀は、4人で打つもの。

私一人が、私の「私的な麻雀の疑問 」を解決したいが為にみなの時間を奪ってしまうことが

本当に心苦しかったし、申し訳なかった。

勉強不足は自分のせい。ここで楽をしてはもうオハナシにならない、と思っていた。 

だから、迷った時には、迷った形を暗記して持ち帰る。

その形から、何を切ってどうなったのか?ノートに書きだして、精査する。

そして自分なりの答えを持って「ひろりん師匠」に質問をしていた。

わからないことを、わからないからと、しっかり考えもせずに質問ずることはとても不誠実な気がしたからだ。

牌譜を取ることや、メモをとることは禁止されていた。

だから、帰宅後、思い出せない時は、夜中でも仲間に電話をして、

記憶の修復の手助けをしてもらったりしていた。 

「覚えなさい。いつどんな時でも思い出せるように。

その積み重ねが、あなたの麻雀の力になる、と。 

覚えることができない、ということは、覚える必要がない、とあなたが判断している、ということ。 

所詮その程度のことだった、ということじゃ。」

板書もなく、牌を並べることもない。

全ては脳内で行われ、忘れないように帰宅後書き出す。この繰り返し。 

こういう風に勉強をしてきたせいもあって、私は「何切る?」はあまり得意ではない。

他人の麻雀に「途中から顔を出して、ちょっかいを出しているような」そんな感覚に包まれるからだ。 

今回の問題。

三四五五④⑤⑥⑥⑦4567ツモ③  ドラ②

私は、ノータイムで五ワンを切る。

全く考えない。これに考える時間を使うことは、時間の無駄だからだ。

五ワンを切らずに、失敗した経験を自分の中に持っているから、  考える必要もないのだ。 

有効牌が、どうのこうの、など対局中に考えたこともない。

そんなことを考えることは実戦においては時間の無駄である。 

そういうことを深く考えたいのであれば、自宅に持ち帰って行うべきだ。 

私の「一打の理由を考えましょう」と は、実戦対局中のことではない。

実戦中はもちろんのこと、帰宅後も然りだ。

自分の中の迷いを、「大変な問題」として受け止めて欲しいのだ。 

しっかり持ち帰って勉強をしなさい、とそうお伝えしているつもりだったのだが・・・。

つかさ会では、実戦を止めて、一打の理由を説明させていただいているけれど、

きっと、相手の記憶には残っていないだろうなあ。といつも思う。

その証拠に、「あの時こういう局面で、逡巡したのですが、どうすればよかったのでしょうか?」

という質問をもらったことはほとんどないし、

「牌譜を持ち出して、一打の理由を訊ねたとしても、ほとんどおぼえていらっしゃらない。 」

すなわち、まだ、自分の麻雀として何一つ蓄積されていない、ということだ。

では、どうすれば、蓄積されるのか? 

その場で答えを導き出して、納得したのち、もう一度、その答えを帰宅後、精査することだ。 

少なくとも、私は、どんな打牌については、最低でも2・3日は考える。

書き出して、考える。

そうしないと、自分のものにならないのだ。

復習というやつだ。 

厳しいことをいうようだけれど、麻雀も他の勉強と同じで、漫然とだらだらと接してはいけない。

その一打を「失敗だ、」と感じたのであれば、最大の勉強のチャンス。

同じ失敗を二度と繰り返さないように、その 失敗した形を自分のものにしてしまえばよい。

自分のものにしてしまわない限り、人は何度でも忘れる。

同じ間違いを繰り返して、最後には何が間違いなのかすらわからなくなる。

点数計算を計算せずに、形で覚えることと同様に、

ここからの「迷いのない一打」も「形で瞬間的に打ち出せるように」ならなければならない。

 現在は、すぐにできなくても構わない。

挑戦したその結果をそのままにしないで、精査して積み重ねてゆかないかぎり

麻雀の力は、そうそう身につかない。

けれど、そのままにしないで、懸命に復習、精査をすれば、簡単に身に付くスキルなのだ。 

ここから、五ワンを切る私は、つかさ会の参加者の多くが⑥を切るであろうことも、簡単に予測できていた。

それは、私なりに、参加者の麻雀を勉強させていただいているからだ。

こういう形で、⑥を切って失敗した経験を持たない、そして、

失敗した経験に気づくことのできない彼らに、

五ワン切りの効果を説明したところで、かならず「ふーん」で終わる。

なぜなら、おなじような問題を過去にも出題していて、その時も「ふーん」で終わっているからだ。

2年前から、(この牌姿からの何切る?においては)全く成長していない参加者もいる。 

 厳しいことばかり、言っているようだけれど、

「麻雀は、帰宅後の一打の精査が一番楽しい 。」

これは、間違いなく自信を持って言える。

そうして、導きだして、たどり着いた解であれば、全て等しく重く価値があるのだ。

なぜなら、それほどまで考え抜いた一打が、あなたの糧とならないはずはないからだ。

勉強をすることがエライとかそういう次元のはなしではない。

勉強をすることは当たり前のこと。 

私だって、いわゆるその道の人に比べれば、勉強量なんてオハナシにならないくらい少ない。 

だから、もっともっと勉強をしなければならない、といつも思う。

麻雀の楽しみ方は人それぞれ。

けれど、「絶対に勉強したほうが楽しい 」。

知れば知るほど、自分が知らないことに気づき、知りたくなるものが、麻雀である。

返せば、学ぼうとしなければ、何も蓄積できず絵合わせのポンジャンゲームになってしまうのだ。  

そして、勉強をしていえば、教養は品性を育み、マナーや思いやりも、自然に身に付く。

では、次回は、⑥切りについて、オハナシしたいと思います。 

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考えないで手拍子で! [めがほむ麻雀教室]

卓上は、戦場なのだから、

迷っていると死んじゃうよ。

だから、ノータイムで正着を打とう!

まずは、一問目。

何を切るのか?

この問題が簡単かどうか?ということは、考える人間が決めること。

本来、打牌の正着というものは、

失敗したケースと、成功したケースの両者を自分の経験則で精査することからはじまる。

失敗して、ああ、これでは、ダメだな、次から気をつけよう!

と粛々と受け止めることができるかどうか?

今回の問題。

三四五五④⑤⑥⑥⑦4567ツモ③  ドラ②

平面上の問題で、全ての牌が等しく牌山に残っていると仮定します。

DSC_1034.jpg

私は、ノータイムでこの一枚。

けれど、それが一番損がない、というだけで、

その期待値通りの牌より先に、違う牌を引き入れてしまえばそれまでのことなのだから。

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まさか、このお茶の画像がブロ絵となろうとは・・・

初音絵だったのに、お茶に・・・

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ペンカンちゃんは、カンチャンで。 [めがほむ麻雀教室]

ペンちゃんのターツについては、八八九や八九九のようにタテにに厚く構える。

もちろんダイレクトに七を引いてくることもあるけれど、基本的にタテで組めるように意識をする。

八八九九などの形から、九を切ると、六を引いたときに、六八八となって、

タンヤオを睨みながらカンチャンに移行できるので、タンヤオ移行時は九を切る。

八八九九などの形から、八を切ると、八九九となり、七の引きと九のタテの仕掛けができる。

なので、チャンタを睨んで組む場合には、八を切る。 

牌を横に組んでいる時には、ペンカンチャンは、カンチャンで捉えたほうがいい。

例えば、ソーズが45689

となっていて、ああこれは、ペンチャンだなあ?とか思うのだろうけれど、

こういう場合は、68のカンチャン系だと考えたほうがよい。

有事には、3ソウをチー

68 チー345

や、6ソウチー

68 チー645

のような仕掛けも頭の隅に置いておくと戦術に厚さが生まれる。

ペンチャンやカンチャンを忌み嫌わず、それを楽しむ感覚を持てば、

また、麻雀の視界も広がる。 

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ぺんちゃんとかんちゃん [めがほむ麻雀教室]

 まず、ぺんちゃんについては、まずこちらの作品をご覧ください。

 07816491.JPG

その昔、この作品を、喫茶店の本棚に見つけたときは嬉しかった。

当時は、そんなに福本作品(注:1)は存在していなかったから。 

このころから、独特のセリフ回しが魅力的でした。

さて、今回のめがほむ麻雀教室(注:2)は、 カンチャン待ちとペンチャン待ちについて。

麻雀は、OK先生(注:3)の仰るように、両面が素敵。

けれど、そう思い通りにはいかないもの麻雀。

両面を作ることと同じくらい、愚形の捌き方も大切だと、私は思う。

カンチャンとペンチャン。 

同じく愚形だけれど、その性能はまったく異なる。

これは、あくまでも、「わたしの考え」です。

カンチャンは、横に強い。すなわち、シュンツ形のたまご。

ペンチャンは、縦に強い。すなわち、トイツ形のたまご。

だということ。

六八は、五を引けば、もう瞬間で、五六になる。だから、カンチャンはほとんど両面と同じくらい価値がある。

 また、四ワンを補強の牌として持つことで

、四六八と、五ワン引きでも七ワン引きでも対応できる リャンカンの形に受けることもできる。

だが、

八九は、六を引いて、六八に変化したあと、五を引いてはじめて両面になる。

ペンチャンは両面にはなりにくいのだ。

そのかわり、八九という牌の性質上、タテに重なりやすい。 

なので、ペンチャンの補強の牌としては、八八九、八九九などど構えるほうがよい。 

まずは、カンチャンから考えてみよう。

私は、カンチャンのリーチは、そんなに悪いとは思っていない。

むしろ、ほぼ和了牌が存在していないであろう良形、例えば5面待ちなんかよりカンチャンのほうがよい。

5面待ち、ほどのよい形の癖に、和了牌がほとんど残っていない、ということは

やはり総じて「よい形」とはいえないわけだから。

まず強いカンチャンというのは、やはり尖牌を擁した形。

一三、三五、五七、七九。

そして、場にたくさんとんでいる牌で組まれた形だ。

例えば、三五七の形から、三を切るのか、七を切るのか判断がつきかねるときには、

たくさん出ている牌とのカンチャンを選ぶ。 

三ワンが2枚、七ワンが0枚であれば、七を切ってカン三ワンに受ける。

三五。

このターツを形作る三ワンが場に三枚目、ということであれば、その周囲の牌は牌山にいる可能性が高い。 

 また、イーシャンテン以下では、可能な限り繋げて牌を持つようにしたほうがよい。

まだターツが未確定な状態で、 四五のターツを持っていたとして

四五 のターツに七を引いてきても、そのまま切らないほうがよい。

四五七に三を引けば、三四五七。

ここに二を引けば、二三四五七。

三を引けば、二三三四五七。 

形は、ツモ次第でいくらでも強くなる。 

けれど、そのメンツの種となる牌を手の内に持っていないと受けることすらできない。 

三四七のような形でも、五を一枚引くだけで

三四五七、と2メンツが見込めるターツ候補に進化する。

ここで、七を切ってしまうと、六八九、この三枚が対応不可能な牌となる。 

大切なのは、愚形を嫌わず楽しみながら、メンツを構成してゆく感覚を養うことだと、私は思う。 

尖牌を大切に、ターツを将来に渡って想像して、できるだけ尖牌を擁して組む。

その結果、カンチャンになったとして、そのカンチャンが和了出来る牌なのか、一度想像してみる。

それをひたすら繰り返す。 

その習慣をつけるだけで、カンチャンに対する不安定な感覚が減ってゆく、と私は思う。 

少なくとも、私はそうだった。

注:1福本作品→ペリカで飲むビールはキンキンに冷えてやがる。負けるとぐにゃあとなる。

           チンチロリンの楽しさ厳しさをこの上なく味わうことができる作品。 

注:2めがほむ→新編解禁のおかげでとても「めがほむ」などど呼べる空気ではなくなってきた。

           彼女の上書きして再構築した世界が不完全だったため、続編が出そう。わーい。 

注:3OK先生→裏の世界で一番両面を愛しているおかた。チャンタをディスることが生きがい。 

            最近は焼きそばではなく、お茶を入れることが得意。 

            ばさかど曰く、ツモり方がかっこよい。(そうかい?)

 

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7月12日、午前11時から

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鳴きが苦手だという人には。 [めがほむ麻雀教室]

 鳴きが苦手なんですよねえ。という人は多い。

こういう方々は、基本面前派で、「仕掛けることによって失うもの」を

もう感覚的に理解している。

もしくは、「仕掛けること」そのものに対して全く経験がない、やったことないから、わかんない

という方々。

いずれも、仕掛けることを、感覚的に「特別なこと」だと思っているフシがある。

私は、基本的な手組が身につくまでは、食い仕掛けはするべきではない、

そう考えている。

仕掛けることによって「失うもの」をしっかり理解することがまず何よりも大切だ。

最近は、役牌のトイツは仕掛けなければ損で、2枚目を待つなんてもってのほか!

などという意見を散見するけれど、これだけが仕掛けの理由であれば、

それはやはり不十分だ、とおもうのだ。

例えば、ドラ①

二三四五六七八②③⑧⑧発発

もちろん状況にもよるだろうけれど

これを発から仕掛けると、タンヤオとピンフとリーチと守備の牌が消える。

(守備の牌は他に手の内に準備すればよい)

けれど、その代わりに、Aクラスのテンパイと

他家に「うわっ、早そうだよー」と思わせることができ、さらに

「間に合わないから、自分も鳴いてしまおう!」

と他家の面前の手組まで安く組ませてしまうことまで可能となる。

一三七九①①6779発発中

ここから発を仕掛けるとして、どうだろうか?

発を仕掛けることで失うものは、リーチと守備力である。

(守備の牌は発のかわりになるものを手の内に準備すればよい)

けれどそのかわりに、発を仕掛けることで、チャンタでなくても和了が叶う。

ドラの①も2枚あるし。

しかも形があまりよくないので、面前で組みあがる可能性は高くない。

では、最後に

東東東南南南西白白発発中中

ドラが、①としてどうだろうか?

この手から発を仕掛けるとして、失うものは、

面前のテンパイ、ツモリ四暗刻である。

得るものは、字一色のテンパイ。

しかも東や南のアンコウは、最高の守備の牌だ。

仕掛けることが、あまり好きではない人は、無理をして鳴く必要はない、と思う。

素直に、自分の思うところに符合した麻雀を打つべきだ、と私は思うからだ。

けれど、考えてみるべきだとおもう。

仕掛けた場合と、仕掛けなかった場合、それぞれを比較してどのような優劣があるかを。

考えていて鳴かないこと、と

考えていて鳴くこと、これらには等しく尊い価値がある。

けれど、考えずに鳴かないこと、と

考えないで鳴くこと、これらはいかがなものかなあ?と思うのだ。

そしてもし、あなたが、考えてはいるけれど、鳴くことそのものの経験が少ない、

というのであれば、勇気を出して「仕掛けてみて欲しい」のだ。

そうして、また、そこで考えればよい。

「仕掛けること」は特別なことではなく、麻雀の思考の基本である

「比較優位」の検証を用いることで、

それは、ひとつの解を導き出すことができるのだから。

何も、麻雀の答えは「今すぐ出さなければならない」というわけではないのだから。

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つかさ会は、6月28日、午前11時から

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