理由 [TSUKASA会]
そもそも
一四八1378②⑥⑦南西白中
こういった配牌から、⑥を切ることはやりすぎ。
西とか、南とかから外したほうが素直でいいんじゃないか?
普通はそう考えるだろう。
もちろん、まっすぐ組むのであれば、
字牌を払って、ドラを絞って、ぎりぎりまで
メンツ手で組むべきだろう。
けれど、対局のメンツが、「場を見る力がある」ということがわかっていて、
自分の和了ばかりを無理押ししない、ということもわかっている。
であれば、ここでは、親の私が字牌を絞ることで、
場に切り出されていない字牌に特別な価値をあたえることで、
他家の不自由を与えたい。
字牌が高くなれば、相対的に字牌のドラを用いた和了そのものの困難になる。
例えば、これが、ぶんぶん攻めてくるメンツであれば、
字牌なんて止めないし、ドラも止めない。
戦術的に、遅れをとるからだ。
河や場を見ないステージの人間と戦うときには、
相手が、河や場をみないステージの人間である、ということを
十分に理解したうえで、手を組むべきだ。
一四八1378②⑥⑦南西白中
尖牌も3枚ある。タンピン形の手に組みやすい。
けれど、字牌が4枚もあって、
それぞれに価値と意味がある。
だから、そこのところを考えるのだ。
どうして、字牌4枚もあるの?と。
タンピン三色否定濃厚の打⑥で、他家は何を思うだろうか?
親番が、⑥を一番不要と判断した理由を。
一四八1378②⑥⑦南西白中
ちなみに、一発裏ありでは、私は一から切る。
一ワンは、一ワンのかわりに四ワンを持っているので、かぶっている。
次に西と南と切り出して、尖牌の周囲を厚く持つイメージで組む。
赤ありの麻雀、赤が5の環帯であれば、一から切り出す。
赤を受ける牌、四ワンとか3ソウとかは、最後まで重宝する形となる。
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