意味わかんない [めがほむ麻雀教室]

 これまた、20数年前。

当時、新聞社のそばに大きな麻雀クラブがあった。

新聞記者、という人たちは、麻雀大好きだから。 

ビールをあおり、

「いやあ、部長、そんな牌がでますかねえ?」

なんていいながら、もうチョー楽しそう。

30卓くらい卓が並んでいて、卓の上には傘のついた電球。

barカウンターがあって、そこから、女の人がビールとかを給仕する。

とにかく、パチスロのモーニングで、エブリデイ日当10000円だった我々は

まだ、若みそらで、そういう高級麻雀倶楽部で、しーすーとか頬張り息巻いていた。

おそらく、現在の自分よりれんれんお金持ちだ。

そこでは、5人で2抜けの麻雀を打つことが多かった。

ゲーム代金は、1時間450円(ひとり)5人で割ればどうってことはない。

この麻雀くらぶは駐車場も完備されていたため、駐車場代がかからないから、

それをコミだと思えばそんなに高くはない。

オロヤク(オロナミンCにヤクルトを混ぜたもの)を飲みながら

漫画なんか片手に抱えて

ぼんやり後ろから観戦するのもオツなものだ。

石渡治のB・Bあたりを読んでいたような記憶がある。

ドラが2ソウ。

トイメンの友人が、自風の西とマンズの両面を2つ鳴いていた。

2つ目を鳴いたあとに、手出しで場に安全な北を1枚手出し。

 そして、最終手出しが、 ソーズだった。

なのに、みんなマンズを止めて警戒している。

え?マンズ和了されるかも知れないけれど、

どう考えても、西ドラくらいじゃない?

そう思って眺めていると、友人の一人が5ソウで振り込んだ。

「うおー、マンズやないんか?

やられたばい。でも、安いけどうっちゅうことないな」

ちょっと、待って?

なんで、マンズのホンイツに見えるのさ?

最後、ソーズ手出しやんか!

詰め寄る私に、エブリバディマイフレンズは

「おまえ、かわっちょうのう。

相手の手出しとか、みよるんか?きつくないか?」

と不思議ちゃん扱いされた。

「え、意味、わかんない」

そんな大変なことじゃないやろ?

以後、数十年間、彼らとのセットは、私はほぼ一度も土がつくことはなかった。

我々は、対等な友人同士であったから、

麻雀を教え合うなんて、けったいなマネだと思っていた。

そういうのをかっこいいと思っていた。 

麻雀もスロも、ビリヤードもボーリングもスト2もぷよぷよも、何もかも、

そういう勝負事を教え合うのは無粋だ、と思っていた。

そんな馴れ合いは、もう気はずかしくってやってらんない。

相手が何をやっているか、あたりをつけるだけで、

こちらの選択肢は、それをしないものよりも多くなる。

たくさんの選択肢を持ち、それを精査できてさえいれば、

その状況にあった適切な判断を導き出しやすくなるのだ。

前回の記事で、点数もチャンスも数少ないそんな状況で、

8000オールを組もうとして、結果和了できない、というそういう記事を書いた。

あの記事は、「点棒状況を理由に自分の手牌の成長にふたをしない」と

いうことをお伝えしたかったワケで、

いつもいつも高得点を組みなさい、というものではない。

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