愚形を補強する一枚。 [めがほむ麻雀教室]
愚形を補強する感覚。
この感覚は大切。
麻雀は、4メンツ1雀頭で構成されるものなのだけれど、
正しくは、4メンツ1雀頭で13枚を構成して14枚で完成する、
そういう建設のゲームだ。
だから、4メンツ1雀頭で打つのではなく、
13枚で打てる麻雀を感覚として身につけて欲しいのだ。
今回の記事のように、「自分が当たり前のように感じていること」を言語化することは難しい。
うまく伝わるだろうか?心配である。
13枚で打つ麻雀。
その為のまず第一歩。
愚形たんとお友達になること。
麻雀はいつもいつも、良形ばかりを頂戴するわけではない。
ほとんどが、ままならぬ愚形たんである。
89ペンチャン、と79のカンチャンは、79のカンチャンのほうが優秀。
だって、6を引けば、79→67の両面に簡単に変化することができるのだから。
じゃあ、68は?
68は5を引けば、68→56と変化をするし
4をひいたなら、468のリャンカンとなる。
さらにここに6や8を引いてもそんなに悪くはない。
4668 4688
サンシャンテンあたりで、ターツをさぐっているのであれば、4枚の牌で
1メンツを構成しようとすることはそんなに悪くないし
ツモ次第ではあるけれど、こういう4枚がそのまま2メンツに伸びることだってある。
愚形にもたくさんの種類があって、優秀な補強牌を見つけることで
愚形でも十分にメンツ候補としてよい仕事をすることができるのだ。
面前での牌構成における愚形の補強と、
食い仕掛けを鑑みた鳴きの補強とでは、その牌の性質が若干異なる。
和了までは、どんなに愚形だらけでも構わない。
しっかり最終形と最高形と充分形を見据えていればそれでよいのだ。
愚形もひとつの「形」だということ。
①②②③
場の状況にもよるけれど、私はこういうターツの残し方をそんなに悪いとは思わない。
③を引いた①②②③③
が最高だからだ。
けれど、こういう牌の残し方をしている人間はほとんどいない。
それは、④を引いたときに嬉しくないからだ。
①②②③④、
これは一枚使ってペン③が残る、そういう重い形になる。
今回は、こういう①②②③など、思わず手拍子で②を切り出してしまいたくなる
そういうターツを補強して2メンツに伸ばす方法を考えてみたい。
サンシャンテンくらいで、4メンツの候補を探しているようなときに、有効だ。
①②②③に④を引いても嬉しくない。
では、補強としてもう一枚、どういった牌があればよいのだろうか?
⑤は?
①②②③⑤
④を引くと
①②②③④⑤
いいじゃないですか!
①②②③⑥
④を引くと
①②②③④⑥
③と⑥のリャンカンの受けとなる。
悪くないじゃないですか!
例えば、
三四六六六七①②②③⑥89北
みたいな形での⑥はそんなに悪くはない、ということだ。
愚形の4枚を見つけたなら、それを一メンツに決めつけてしまうまえに、
何を持ってくれば、「ツモって嬉しくない牌」を
「ツモって嬉しい牌」に変えることができるか考えてみよう。
124なら、6.食い仕掛けを考えるのであれば、1でも2でも4でもうれしい。
1124 1224 1244
466なら、8、仕掛けるのであれば、4引きも価値がある。4466.
8899でも6.
一見するとそんなに変わらず愚形が愚形を生んで
収集がつかなくなっているような気もするけれど
サンシャンテン以下では、やはりこういう愚形の補強はとても大事だと思うのだ。
愚形をもらったなら、ツモって嬉しい牌を探す大チャンスだ。
嬉しくないものを、嬉しいものに変えてゆく力。
不都合や不自由を身近において、楽しむ力。
そういうことに慣れてくると、
224466こういう、トビトイツからの正着打にも瞬間で自分でたどり着くことができる。
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