Vチャンター [麻雀黙示録]

テンパイを探ろうにも、あまりにもどうにもならない。

45ソウのターツから払う理由は、ここに6ソウを持ってきて、

456のメンツが完成してしまったならば、さすがに、チャンタもホンイツも組めない。

すなわち、他家を牽制しながら打つ、という目的から少し乖離した展開となってしまう。

一四八49⑦⑧⑨⑨東南中発

次巡、ツモ七ワン 打4ソウ

一四七八⑦⑧⑨⑨9東南中発

尖牌の連続引き。しかも急所となっていた⑦と七。

次巡ツモ、④ツモ切り。

ツモ三ワン 場にあわせて、打南。

次巡北ツモ切り

捨て牌

5⑤4④北

遅い!けれど、大丈夫!他家はもっと遅いから。

ツモ一ワン

これをツモってくれると俄然強気になる。

ホンイツとイッツー。を見据える。打中

東、発、を切り出さない理由は、どちらもまだ場に1枚切れで

これらが重なれば、チャンタになれなかったときの、保険となるからだ。 

次巡4ソウツモ切り。

5⑤4④北中

4四

ツモ九ワン.9という数字が、揃う。

九ワン⑨ピン9ソウと環帯が全て揃った。打四。

一一三七八九⑦⑧⑨⑨9東発。

ここで、私は三四のターツは残さない。

理由は、⑦⑧⑨⑨の部分を他家(特に上家)が使用していない可能性が高い。

五ワンが3枚、居所が知れている。

これだけ、ピンフという形を壊してチャンタを入れようとしているのに、

ここで、「リーチドラドラ」は不本意。

他家のテンパイもまだ遠いようなので、もう少しがんばりたい。

また、ソーズの上が、牌山にたくさんいそうだ。

ピンズとソーズの上に無限の可能性を感じる、そんな全員の捨て牌模様だ。

東場で、前局の3900点の加点もある。

一一三七八九⑦⑧⑨⑨9東発

ここで、⑦⑧⑨⑨のターツを食い仕掛けることを考える。

⑦⑨のターツと⑧⑨のターツとして、仕掛けて攻める。

それを考えるに足る手ごたえの在る、一ワンや九ワンのツモだった。

マンズ1つ、ピンズ2つ、ソーズ1つ。

マンズ2つ、ピンズ2つ。

このターツ構成で。

次巡ツモ⑥

チャンタ本線で組んではいるけれど、面子手も見える。

さすがに、この⑥ツモ切りは「やりすぎ」ではないだろうか?

打発。

一一三七八九⑥⑦⑧⑨⑨9東

5⑤4④北中

4四発

あ、でも、この⑥を残すくらいなら、四を切ったことも間違いだったな、と反省。

一一三四七八九⑥⑦⑧⑨⑨9

ピンズのフリテンが苦しいシャンテンだけれど、この形になっていた。

⑥を一度でも手の内に入れると、食い仕掛けを決断しにくくなる。

ともあれ、上家をはじめ他家は、リャンシャンテン以下の様子。

巡目は深いけれど、まだまだ和了を目指すことはできそうだ。

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