一打について考える。 [クローバーにて]
麻雀の一打について考える。
このことは、とても大切なこと。
つ会参加者から、レポートをいただく。
それは、自身の⑧切りの根拠を纏めたもの。
散々試行錯誤した足跡が感じられとても懐かしく感じた。
嬉しく思った。だからこそ、しっかりと斟酌しなければならない。
詭弁も欺瞞も介在させてはいけない。
まず、ノートなどに書き取る習慣はとても大切だ。
私も当時は、とにかく帰宅するとすぐに疑問点を書き出し、考えた。
この習慣はかなり温度は下がったものの、今も続いている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そのリーチ者は、
②を手出し、2ソウ3ソウを手出し、白ツモ切り③切りリーチ。
このリーチに対して⑧を切る。
三四五④⑤⑥⑧4566東東中中
この形からの⑧切り。
1.②を手出しとしているので、③③④のターツはない。
2.③⑥⑦でイーシャンテンのピンズの形を組むことは、③にロスが生じる。
3.2ソウ3ソウと手出しをしていることから、③や、⑥や⑦を単独で残した形でのくっつきテンパイはない。
なので、⑧は比較的安全だとおもい、リーチに対して押した、とのこと。
正確には、
345三色待ちとピンズの受けとして、単独でピンズを一枚保持している可能性はゼロではない。
③④④⑧⑧ ③④⑥⑦に④引き
からの③切りも可能性はゼロではない。
③④⑤⑥⑧⑧
からの③切りで⑧がシャボ待ちの片割れになる可能性もある。
③④④⑦⑦⑦⑧に④引きの④④④⑦⑦⑦⑧
もしくは、すでにテンパイの状態からの
③③⑥⑦
③のカラ切り
など、考える必要もないくらいレアなケース。
なので、通常⑧は上記の理由をしっかり考えていた上での打牌であれば及第点である。
素晴らしい。とてもよく考えていらっしゃる。
1打の理由としては。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
けれど。彼の思いを上から目線で侮辱するつもりなど毛頭ない。
その探究心は、③手出しリーチについての対処については、彼に自信を与える。
それに値するほどの努力がこのレポートにはにじみ出ている。
リーチ宣言牌である最終手出し牌に注視する、という着眼点も素晴らしい。
1打1打について、しっかり考える習慣は、必ずその麻雀の力を底上げしてくれる。
だが、
きついことをいうけれど、「一打について考える」
それは、麻雀の考え方としては、実はすごく枝葉末節で、ミニマムなことなのだ。
考える順番が、どうだろうか?ということだ。
麻雀は、まず大きく捉える。
大きく捉えたうえで、今度はそれに合わせて打牌選択をする。
私なら、やはり違うプロセスで考えるし、⑧はやはり切らない、という結果になる。
よつば会にて。
8月2日(金曜日)はクローバー開催です。午後4時半から
下記アドレスより、
http://s.ameblo.jp/428km/
小林 剛様、shoot39様、内田慶様、F森様の対局をニコニコにアップしてくださいました。
タグ検索 「小林 剛」様でヒットします。
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ブログ→http://wing6877.blog.so-net.ne.jp
このことは、とても大切なこと。
つ会参加者から、レポートをいただく。
それは、自身の⑧切りの根拠を纏めたもの。
散々試行錯誤した足跡が感じられとても懐かしく感じた。
嬉しく思った。だからこそ、しっかりと斟酌しなければならない。
詭弁も欺瞞も介在させてはいけない。
まず、ノートなどに書き取る習慣はとても大切だ。
私も当時は、とにかく帰宅するとすぐに疑問点を書き出し、考えた。
この習慣はかなり温度は下がったものの、今も続いている。
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そのリーチ者は、
②を手出し、2ソウ3ソウを手出し、白ツモ切り③切りリーチ。
このリーチに対して⑧を切る。
三四五④⑤⑥⑧4566東東中中
この形からの⑧切り。
1.②を手出しとしているので、③③④のターツはない。
2.③⑥⑦でイーシャンテンのピンズの形を組むことは、③にロスが生じる。
3.2ソウ3ソウと手出しをしていることから、③や、⑥や⑦を単独で残した形でのくっつきテンパイはない。
なので、⑧は比較的安全だとおもい、リーチに対して押した、とのこと。
正確には、
345三色待ちとピンズの受けとして、単独でピンズを一枚保持している可能性はゼロではない。
③④④⑧⑧ ③④⑥⑦に④引き
からの③切りも可能性はゼロではない。
③④⑤⑥⑧⑧
からの③切りで⑧がシャボ待ちの片割れになる可能性もある。
③④④⑦⑦⑦⑧に④引きの④④④⑦⑦⑦⑧
もしくは、すでにテンパイの状態からの
③③⑥⑦
③のカラ切り
など、考える必要もないくらいレアなケース。
なので、通常⑧は上記の理由をしっかり考えていた上での打牌であれば及第点である。
素晴らしい。とてもよく考えていらっしゃる。
1打の理由としては。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
けれど。彼の思いを上から目線で侮辱するつもりなど毛頭ない。
その探究心は、③手出しリーチについての対処については、彼に自信を与える。
それに値するほどの努力がこのレポートにはにじみ出ている。
リーチ宣言牌である最終手出し牌に注視する、という着眼点も素晴らしい。
1打1打について、しっかり考える習慣は、必ずその麻雀の力を底上げしてくれる。
だが、
きついことをいうけれど、「一打について考える」
それは、麻雀の考え方としては、実はすごく枝葉末節で、ミニマムなことなのだ。
考える順番が、どうだろうか?ということだ。
麻雀は、まず大きく捉える。
大きく捉えたうえで、今度はそれに合わせて打牌選択をする。
私なら、やはり違うプロセスで考えるし、⑧はやはり切らない、という結果になる。
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2013-08-01 12:55
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