相手の捨て牌など読んだところで、自分の手牌構成がおろそかでは
オハナシにならない。
自分の手牌構成と、相手の捨て牌読みは同時に行わなければならない。
あ、そうか、読み、という言葉を使うからしっくりこないのかな?
では、雰囲気、という言葉にかえてみよう。
相手が一打切り出すために、そんなにたくさんのことを考えることは困難だ。
相手の手牌を推察することに力を使いすぎて、
自分の手組がおろそかになるようでは、本末転倒だ。
だから、まず自分の手牌をエラーなく組むことを最優先しよう。
相手の捨て牌の雰囲気は、それと同時に
イメージすることからはじめてみてはいかがだろうか?
「ああ、タンピン形なのかなあ?」
(じゃあ、俺チャンタ狙おうかなー)
とか
「ドラを持っているのかなあ?」
(じゃあ、ドラ色じゃないホンイツに組んで討ち取ろう!)
とか、大きくその雰囲気をイメージをしてみるのだ。
そして、そのイメージを毎局精査する。
そうすることで、イメージはどんどん現実に近づく。
例えば、西家の捨て牌で、
一打目に手出しの西⑨北と3巡目まで並ぶ。ドラを②として考えてみる。
西⑨北
①仕掛けられるとしたなら、タンヤオ形
②ドラを持っているとしたら、タンヤオ形
③ホンイツ、チャンタ、チートイ、トイトイなどではない
という可能性が高くなる。
一打目の西から、こういうざっくりとしたイメージを持つ。
これは、タンピンに違いない、などど思い込んでしまってはいけない。
思い込んで視野が狭窄してしまっては
当たり前のことにも気づけなくなる。
2打目、手出し⓽.
この牌から考えることができることは、ざっくり3つ。
・⓽の周囲の牌(関連牌)を持っていない。
9の数を使う三色、チャンタなどの可能性は低くなる。
・⓽の代替牌として、⑥を持っている。(⑥⑦⑨・⑥⑧⑨など)
・この⑨の部分がターツとして完成している。(⑥⑦⑧・⑦⑧⑨)
など。
簡単にイメージすると、そばがあるとしたなら、⑤⑧かな?
ぐらいな感覚。
もちろんあくまでイメージなので、全然違うかもしれない。
けれど、それは、そのあと卓上に落ちる情報を元に
柔らかく広い視野で修正してゆけばよいだけだ。
とにかく、ぼんやりとでも、相手の手牌の方向性をイメージする習慣をつけること。
なんとなくあたりをつけること。
麻雀の勉強のチャンスは膨大にある。
自分の推察が、どれほど効果があるか、その答えあわせを
卓の進行にしたがって繰り返すことができるのだから、
一問一答形式の問題を解いているようなものだ。
信じて切って振り込んで、めんたま飛び出るくらい驚いて
「ほうほう、俺、全然わかってねー」の繰り返し。
これが、よいのだ。
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