赤が5の環帯のアリアリルールの場合。

タンヤオ赤ドラが組みやすいため、赤なしよりも、牌を真ん中に寄せる効果が高い。

なおより一層七八八は、ギリギリまで引っ張る。

上級者になれば、全体牌姿にもよるけれど、序盤は九を引いてもツモ切ることが多い。

だが、中級者は完成したメンツを破壊することができない。

目の前のその完成メンツに意識を奪われ、

13枚の手牌としての方向性を見失うのだ。

なので、八の手出しは、そこの部分のメンツの完成を示す。

中級者は赤あり麻雀の赤牌に対する意識が高い。

なので、④④赤⑤などの形や、からの④切り。

赤⑤⑥⑥からの⑥切りなどが序盤に発生する。

これは、赤⑤が出ていかないように、ターツを固定する。

なので、その辺りの④や⑥が不自然に先切りされていればその周囲も待ちの可能性がある。

この辺りの捨て牌の違和感は、いつもいつも相手の捨て牌を推察する習慣を持っていれば

自然に感じることができるようになる。

慣れるまでは、相手の待ち牌を読むよりも、色を推察しよう。

まずは、通る色、安全な色を見つける練習をするのだ。

この色は通る。

それが、特定できるようになれば、今度はその色のどの部分が危険かを予想する。

上か下か。

例えば、マンズの下だな、とおもえば、一ワンも二ワンも三ワンも切らなければ良いだけだ。

そうして、相手の和了時、流局時に、自分の読みを確認する。

これをひたすら繰り返せば、相手のリーチに対して受ける余裕も生まれる。


捨て牌は、

①不要な順番に切られる。

②必要な牌が手の内に残る。

③その牌の持つ意味合いは、相手の雀力によって変わる。

この基本をいつも頭において、いつもいつも相手のことを考えて打てば

ある日、パズルが解けるように見えてくるモノがある。




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