どんなルールでも構わない。

どんな相手でも変わらない。

どんなときも、やることはかわらない。

やらなければならないことをやるだけだ。

ルールや相手によって、さくせんを色々考える。

そのことも麻雀の楽しみのひとつ。

赤アリ麻雀の成績が芳しくない。

理由は「押すべきところで押せてない」からだ。

自分で自分のチャンスを潰している。

打点のフリハバが大きいから、

振り込むことが怖くて仕方ない。

けれどだからこそ、自分のチャンス手で

他人のチャンス手を潰すことが必要になる。


赤あり麻雀では、赤牌のカウントが大切だ。

不自然に切られた4と6。

赤を受けためのターツ固定も含めて、

そこにその牌を切る理由があることを、

考えることは大切。

けれど、何よりも大切なものは、大局感だ。

押すべきところでは、しっかりと押すこと。

これは、ルールによっては、

大きくその深度が変わるけれど、

強者は等しくこれを持っていて、

自分はそれを学びたくて麻雀を打っている。

赤あり、25000、30000返しのワンスリー

トップ以外はあんまり意味がないルールだ。

南2局親番限定ちょいプラ

334455赤m13p68 sポン東東東

加カンでドラ3mがのり、12000へ

全つっぱだ。

下家から、リーチがささり

対面も押しぎみ。

ここに、7sをひく。

334455赤m13p68 sポン東東東

1p3pどちらかを切る。

リーチの下家の河には4p。

1pのほうがとれるから

3pを切って1pだわ。全つっぱだ。全つっぱ。

だが、待てよ?

「余計な読み」が入る。

この下家の4pちょっと怪しくない?

445赤?からの4じゃない?対面も押してるし、

横移動とあるし。

二人が押してる局面なら、リスクは増えて

自分のあがれる確率は下がるし。

それに横移動なら、残り2局にチャンスは残る。

1巡たてば、新しい情報が落ちて、景色もかわる。

局面的には、大局的には押すべきところで

その判断を誤る。

麻雀はね、今あるチャンスを最大限に生かさないと

ダメなゲームだ。

1pを切って3p待ちにした直後、まるで用意されたよ

うに、1pが下家から打たれる。

自身の12000のチャンスを自ら捨てて、2着を拾いま

した。取れるトップを追えない人間は、まあ勝てな

いすよね。

押すときは、押す。

そんな簡単なことが、難しい。

麻雀は難しい。