いつも、足元を気にしている。安全かどうか?戦う、その感覚がどんどん自身から乖離してゆく。
器用に立ち回って、点棒をひろう。
そういう作業のような麻雀は本当につまらない。
そう思いながらも、そうなることは、楽だからだ。
楽なことに価値はない。気付きに工夫を重ね続ける営みを作業化することは、冒涜だ、と思う。
そんな「自分の結果」を自分は、全く評価しない。
せっかく、巡り会えた手牌とサイコーの仕事をしたい。それが原点だ。確認するまでもないこと。
安全なところから、眺める麻雀ではなく、火中の栗を拾いたい。戦って死にたい。いや、戦って死んでも悔いがない、それくらいの気持ちで打ちたい。そうでなければ、これまでの全ての時間と想いが浮かばれない。という個人的な切羽詰まった背景。

牌とともに闘っているよい感じ。
そのインファイトの戦いのなか、ドラ暗刻のカン4pイーペーコー7m三色8m.など奇跡のような和了が重なる。そしてミヤタイチロウなみのカウンターをくらう。
強烈な四暗刻。素晴らしい和了だった。
上家の6m手出しにドラ2m手出しのリーチ。
私の13枚は
223567m44567p45s
2mドラポンができない。
234の三色を考えて、3mを打てず。
てか3の数が打てない。
ちゃんと234 345の環帯のカウント。マンズのドラ付近のエリアがすっぽ抜けてる。
3mでの振り込みは致命傷。
よくみると、対面にも下家にもマンズのしたは組まれていそうだけれど。確証はない。
3sを引き、そのまま14m待ちでのリーチ。
これ、打てるひとなら2mドラヘッド固定、ピンズをたてに切りそう。
尊敬するたくさんの麻雀打ちのみなさん。
あの人なら、どうするだろうか?
こうはなってないんじゃないか?
その思考振り返りも含めて、重い対局は何度も何度も果てしなく反芻できて尊い。